「セックスレス」でも子どもが出来た!アラフォー夫婦の超合理的妊活

ドキュメント・高齢出産
富澤 比奈 プロフィール

「セックス≒妊娠」、デキやすいのが悩みの種

今夏、39才で待望の女の子を出産したユカコさん。18才の長男、4才の次男、2才の三男と産まれたばかりの長女、合わせて4人の子どもを育てるママでありながら、経営者としても才能を発揮するパワフルな女性だ。

実は、ユカコさんの家庭はステップファミリー。前夫との間の子どもである長男と、5年前に再婚した現夫、現夫との間にできた次男・三男・長女、そしてユカコさんの母親の5人で、都内の一軒屋に暮らしている。ユカコさんの母親は家事こそ苦手なものの、時としてステップファミリーの中で難しい立場になりがちな長男のよき理解者として、ユカコさん一家を支えてくれている。

前夫の浮気で離婚したのは、長男が小学校に上がった年のこと。離婚後、時として不安に押しつぶされそうになったユカコさんを理解して支え続けてくれた長男は、息子であるとともに、最良の相棒だ。

 

「今の夫との間にできた次男の出産にも、長男が立ち会ってくれたんです。夫には『絶対嫌だ!』って断られたんですけどね(笑)。気心の知れた長男が立ち会ってくれたおかげで、十数年ぶりの出産にも落ち着いて臨めました。私も長男も、新しい家族をつないでくれる赤ちゃんを落ち着いた気持ちで迎えることができて、とても素晴らしい出産でした」

現夫との間にできた2~4人目は母体の年齢的には高齢出産だったが、いずれも子作り解禁から1~2ヵ月で妊娠した。

年を追うごとに妊娠の可能性は低くなるのが普通だが、「すればできちゃう」と言いたくなるほど妊娠しやすいことが、ユカコさんの悩みなのだという。2人目と3人目の出産の間には、長男の高校受験があったため、夫に内緒でピルを飲んで妊娠しないようにしていたほどだ。

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その一方で、早産になりやすい体質だということも悩みの種だ。妊娠期間中に切迫流産や切迫早産の防止のため、複数回長期入院したことも。しかし、今回の妊娠では、3人の子どもたちを家に置いたままではいられないと、断固として入院を拒んだ。

主治医は、ほぼ何もせず、腹圧をかけずに安静にして過ごすという条件で自宅療養を許可し、ユカコさんもこの条件を厳守した。食事はほぼすべて宅配かコンビニ、洗濯や洗い物といった家事も極力しないで、ベッドで安静にした。そのおかげで、初めて一回も入院せずに妊娠期間が過ごせたという。

しかし、主婦であるユカコさんがそんな状態では、夫も含めて男子ばかりの家の中は荒れるばかり。妊娠後期には家の中の荒れ具合にストレスがたまりすぎて、沸点に達してしまった。

「食後、食べっぱなしで放置されてるテーブルを見ていたら、『もうガマンできない! 今すぐ産みたい! 身軽になりたい!!』ってなってしまって。計画出産の予定はまだ3日も先だったんだけど、お腹が痛くなったふりして病院に駆け込んだんです(笑)」