11月 4日 レジスターが発明される(1879年)

科学 今日はこんな日

地球のみなさん、こんにちは。毎度おなじみ、ブルーバックスのシンボルキャラクターです。今日も "サイエンス365days" のコーナーをお届けします。

"サイエンス365days" は、あの科学者が生まれた、あの現象が発見された、など科学に関する歴史的な出来事を紹介するコーナーです。

1879年のこの日、アメリカのレストラン経営者のジェームズ・リッティが、世界初の機械式「キャッシュ・レジスター」の特許を取得しました。

リッティはバーテンダーが売り上げをごまかすのを防ぐため、船のスクリュー回転数を記録する機械をヒントに、熟練工であった兄弟のジョンとともに、最初のレジスターを発明しました。

リッティの機械は、ただ売り上げ金額を記録しておくだけで、受け取ったお金はあいかわらず別のところで保管されていたため、バーテンダーのごまかしを防ぐ効果はあまりなかったそうですが、のちに、入金と出金の両方が記録でき、金庫も一体化されたレジが開発されると、小売店に広く普及することとなりました。

その後、リッティ兄弟はレジの機械製造に関する権利を手放し、最終的に実業家であったジョン・H・パターソンが、株式の過半数保有者となり、会社の名前をナショナル・キャッシュ・レジスター社(National Cash Register Company)と改名しました。

ナショナル・キャッシュ・レジスター社は、アメリカ合衆国の総合情報システム企業であるNCRの前身です。

【写真】ナショナル・キャッシュ・レジスター社のレジスター
  1885年頃のナショナル・キャッシュ・レジスター社製のレジスター photo by gettyimages

現在のレジは売り上げの管理にとどまらず、領収書の発行から、商品在庫の管理までをこなすことができるようになっています。

ちなみに、みなさんが書店でブルーバックスをお買い上げくださった際に、その情報がわたしの頭のアンテナに即座に伝わってくるしくみも導入間近という"噂"です。