10月30日 ラジオドラマ『火星人襲来』で全米パニック

科学 今日はこんな日

地球のみなさん、こんにちは。毎度おなじみ、ブルーバックスのシンボルキャラクターです。今日も "サイエンス365days" のコーナーをお届けします。

"サイエンス365days" は、あの科学者が生まれた、あの現象が発見された、など科学に関する歴史的な出来事を紹介するコーナーです。

1938年のこの日、アメリカのラジオ番組「マーキュリー劇場」において、臨時ニュースを装った「火星人襲来」のドラマが放送され、全米にパニックを引き起こしました。

午後8時過ぎからスタートしたラジオ番組は、天気予報の途中で臨時ニュースが入ったという体で始まり、アナウンサーが「ニュージャージー州に隕石のようなものが落下し、その中から光線銃をもった火星人が出てきた」と実況中継をするものでした。

この放送がH.G.ウェルズのSF小説『宇宙戦争』をもとにしたラジオドラマであることを知らないリスナーは、実際のニュースだと勘違いして、本当に火星人が地球に攻めてきたのだと思ったそうです。

そういえば、わたしの友達が、ちょうどこのころ地球へ遊びに行くと言っていたような気がするのですが……じつは、ラジオドラマに見せかけた本物のニュースだったなんてことが……。

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