10月24日 物理学者のヴェーバーが生まれる(1804年)

科学 今日はこんな日

地球のみなさん、こんにちは。毎度おなじみ、ブルーバックスのシンボルキャラクターです。今日も "サイエンス365days" のコーナーをお届けします。

"サイエンス365days" は、あの科学者が生まれた、あの現象が発見された、など科学に関する歴史的な出来事を紹介するコーナーです。

電磁気理論の開拓者の一人である、物理学者ヴィルヘルム・エドゥアルト・ヴェーバー(Wilhelm Eduard Weber、1804-1891年)が、1804年のこの日、神聖ローマ帝国(現在のドイツ)のヴィッテンベルクに生まれました。

ヴェーバーは、ヨハン・カール・フリードリヒ・ガウス(Johann Carl Friedrich Gauss、1777-1855年)と共同で地磁気や荷電粒子の運動について研究し、磁場と電流間の相互作用を記述する公式(ヴェーバーの法則)を提唱したことで知られています。

【写真】ガウスとウェーバー
  ヨハン・カール・フリードリヒ・ガウス(左)とヴィルヘルム・エドゥアルト・ヴェーバー photo by gettyimages

先日の「10月17日 日本人初の電報発信」でもお伝えしたように、本格的な電信機、ガウス・ヴェーバー式電信機の開発など、ふたりは技術的な功績も残しています。

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このヴェーバーの法則の式には、ヴェーバー定数と呼ばれる係数が登場するのですが、のちに、その定数が光速と等しいことが明らかになりました。現在、光速度を記号"c"で表すのは、ヴェーバーがこの式で"c"を使ったことから来ているそうです。また、磁束の単位ヴェーバー(Wb)も、彼の名前に由来するものです。