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飲食業界の異端! 最強焼肉『肉山』グループの初めて明かされる実力

日本一予約が取れない繁盛店の秘密

予約がとれないお店。「昨日、行って来た」とつぶやくと友達やフォロワーにめちゃくちゃうらやましがられる。でもネット上にはあまり情報がない。そんな飲食店『肉山』と『肉山プロデュースのお店』ほど、こんなに人気がありながらその全貌がほとんど知られていない店はないでしょう。

私の場合この夏、ある大企業に勤務するとても社外ネットワークを大切にしている部長さんから、「来週、肉山プロデュースの『肉と日本酒』に集まるんですけど、鈴木さんも来ません?」とお誘いを受けました。それが肉山ワールドに足を踏み入れた最初の体験でした。

以前から東京・吉祥寺に『肉山』という予約のとれない肉料理のお店があるという話は耳に入っていました。なんでもその狭き門をくぐりぬけてお店に辿りつくことができた幸運な者は、目が輝くようなきらめく肉食の時間を体験して帰ってくるとか。いったいどのようなお店なのか、興味津津です。

では私が肉山プロデュースの『肉と日本酒』でどのような体験をしたのか。まずはそこからお話ししましょう。

貸切専用、看板のない店『肉と日本酒』に行ってみた

熱帯夜の続く夏の夜、19時の千駄木駅界隈は下町らしい町並みの中で落ち着いた静けさをかもしだしています。そんな住宅街を歩くと見逃してしまいそうな小さな「肉」の文字が書かれたドアが。看板のないこのお店が『肉と日本酒』です。

お店に入ると開始時間ちょうどなのに既に店の中は20人を超える大集団でにぎわっています。この『肉と日本酒』は貸し切り専用のお店なので、入ってみればみんな仲間です。くだんの部長さんがハイテンションで出迎えてくれて、私がよく知っている知人のテーブルに案内してくれます。

 

お店の作法はとてもシンプルで料理はお任せ。キムチやナムルなどお通しの後、『肉と日本酒』の店主の目利きの焼肉が最初に塩の盛り合わせの大皿、次にたれの盛り合わせの大皿の順に出てきます。ドリンクは日本酒と天然水のみ。セルフサービスで店内にいくつもある冷蔵庫の中から好きな日本酒の一升瓶を手にとって自分でコップに注ぐのです。

こんな感じで席について5秒後にはすでに自分の中でも宴が始まっています。「イエーイ」という感じで、肉を焼き始める前から何か楽しくて仕方ありません。肉は普通においしい。それでいて通常の焼肉屋さんよりも厚切りで一枚一枚ボリュームがあります。後で光山さんに伺ったことによれば、赤身肉なのでボリュームがあってもいくらでも食べられそうです。

とにかく貸切なので店内はもう遠慮のない宴会状態。そのうち幹事の部長さんから通達が来ます。「このあと、牛丼が提供されますのでぜひご飯を自分でよそって牛丼をとりに行ってください。牛丼が売り切れたら、喜んだ店長から冷麺が提供してもらえるそうなので、ぜひそこまで行き着きましょう」。なんか店全体でひとつの目標に向けて一致団結して進む感覚が出てきました。

なんとか牛丼をクリアしたおかげで冷麺に。そのおいしい冷麺をクリアした後で、最後は牛肉のカレーライスまで到達できて、皆、おなかをぱんぱんに張らせながら千駄木を後にしたのでした。