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「男の子らしさ・女の子らしさ」を子どもに刷り込んではいけない理由

世代間連鎖を防ぐ子育て論〈13〉

まったく進歩していないもの

平成が終わろうとしていますが、私が育児に忙殺されていたころからまったく変わらない、まったく進歩していないものがあります。

それは育児する際に何気なく語られる「男の子だから」「女の子だから」という言葉です。

自分の経験を振り返ってみても、ママ友(当時はなかった言葉です)とのつながりは、子どもに関するちょっとした困りごとをグチったり相談したりすることでしたから、保育園の帰りなどによくおしゃべりしたものです。

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そんなとき、ママ友から決まって返ってくるのが次のような言葉でした。

「だって男の子でしょう? そんなもんよ」
「うちなんか二人とも女の子だから、男の子のことはよくわからないし」
「やっぱり女の子よねー、男の子とは全然違うわー」
「男の子ってやっぱりママが好きでしょ、うらやましい。その点うちなんか女の子だからなんだか寂しくって」

そのたび、私は曖昧な笑みを浮かべるしかありませんでした。

むきになって反論すれば関係が悪くなるし、世間がそのような見方をするだろうということくらいわかっていたからです。

 
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