10月20日 純国産ステレオレコードが発売される(1958年)

科学 今日はこんな日

地球のみなさん、こんにちは。毎度おなじみ、ブルーバックスのシンボルキャラクターです。今日も "サイエンス365days" のコーナーをお届けします。

"サイエンス365days" は、あの科学者が生まれた、あの現象が発見された、など科学に関する歴史的な出来事を紹介するコーナーです。

1958年のこの日、日本ビクターから、2チャンネルの音を収めたステレオ(ステレオフォニック ・stereophonic)レコードが発売されました。

レコード面を斜め45度に切り込んだ1本の溝の2つの壁に、独立の信号を記録して2つのチャンネルを実現したもので、1957年にアメリカのウェスタンエレクトリック社(WE:Western Electric:映画館の音響設備などで有名のレーベル、ウェストレックス社(Westrex)が開発した方式です。

【写真】ステレオの宣伝ポスター
  1950年代のステレオ・レコードを宣伝するポスター。左右にスピーカーが配されているのがわかる photo by gettyimages

国産初となるステレオレコードのタイトルは、タンゴの名曲集『エル・チョクロ』と、長唄の『勧進帳』だったそうです。

その後、モノラル録音の音源を擬似的にステレオ風にする疑似ステレオや、4チャンネル方式も開発されるなど、アナログ・レコードの録音方式は、カートリッジ(針)やプレーヤー、アンプなどの装置の新設計・新開発とともに、大きく発展しました。

ですが1980年以降、取り扱いの便利なコンパクト・ディスク(CD)が発売されると、アナログ・レコードの市場は急速に縮小していきました。

しかし、近年は愛好家を中心に再びアナログ・レコードの人気が高まっているのだとか。全世界でのアナログ・レコード販売数も、一時は100万枚程度まで落ち込みましたが、2015年には2億枚以上の販売枚数を記録するまでに回復しています。

もしかして、レコード付きブルーバックスもありでしょうか?