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男の私がなぜ「キャンペーンガール」に応募したのか?…その深いワケ

成功者は「少数派」にエントリーする
松尾 昭仁 プロフィール

ブルーオーシャンで1位を目指せ

これは私が実際に体験した話です。

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大学時代といえば、男性は女性にモテたい盛り。しかし30年前、私が当時在籍した大学の経営学部は圧倒的に男が多く、500人の学部生の中で女子はわずか30名程度。

このひと握りの女子に男子学生が殺到するのは自然の原理です。

もちろん、その中には洗練されたとてもキレイな人もいましたが、そうとも言えない普通の女子までもがチヤホヤされる現実を見て、私はこう考えたのです。

「それなら、逆に僕がこのような状況になるには、どこに行けばいいのだろうか」と。

そのとき、なにげなく見ていたアルバイト雑誌に「キャンペーンガール募集」の広告が……。「ここはキレイな女性ばかりいるのではないか?」「ここなら『逆・経営学部の女子状態』になれるかもしれない」とひらめき、履歴書を書いて迷わずエントリー。

「キミ! 女性の募集なのに、なぜ面接に来たの?」

いぶかしく尋ねる面接官に私はさわやかに、こう答えたのです。

「もしかしたら力仕事などの男手も必要かと思いまして……」

すると面接官の初老の男性は「キミ、面白いね~、いつから働ける?」と即、採用してくれたのです。

 

これで私はめでたく「逆・経営学部の女子」の立場となり、キレイな女性に囲まれた楽しいバイト生活を送ることができたのです。

男性を募集していないのに、いや募集をしていないからこそ、そこに目をつけるという選択(着眼)。それは「自ら少数派にエントリーする」ということです。

女性ばかりの中にポツンと男が混じれば、容姿にあまり自信がなくても、需要と供給のアンバランスによって目立つのは当たり前です。

昔から女子高や女子大では「若くて独身の男性教師」というだけでアイドル扱いされる、と聞きます。

それから私は「美人だからといって女優やモデルにはならないほうがいい」とも思っています。なぜならば、その世界は完全なレッドオーシャンだからです。つまり、ライバルが多い。

目立ちたい、男性から注目されたいという目的ならば、女性が圧倒的に少ない職種を選び、「美しすぎる○○」のポジションを得るという手法も有効です。実際に「美しすぎる議員」や「美しすぎる自衛隊員」などもかつて話題となりました。

自分の価値を最大化するためには、レベルの高いレッドオーシャンで勝負せず、あえてレベルの低いブルーオーシャンで1位になったほうが価値を生み、結果、お金に困らない人生を手に入れることができます。

レベルの高い場所に飛び込むことも大切ですが、ビジネス的な観点ではこのように勝てる場所で戦うという発想もありなのです。