福島の米「食べて応援は自殺行為」とまだ信じている人に伝えたいこと

すでに結論は出ています
林 智裕 プロフィール

福島の酒は、

(1)地域ごとの味わいに、同じ県内とは思えない程に大きな違いがあり、かつそれぞれに極めてハイレベル

(2)同じ酒蔵でも、造る酒の味わいのレパートリーが広い

(3)素材のポテンシャルを引き出し、雑味を旨味へと変える技術が高い

などの特徴があります。

国内外で非常に高い評価を受け続けている福島は、もはやワインで言えばフランスのボルドーやブルゴーニュ、ウィスキーで言う英国スコットランドに相当する、日本酒の世界的な名醸造地であると言えます。

 

しかも、福島の酒の魅力は高級酒だけでなく、「日常を彩る酒の旨さとその多様性」にこそ本懐があります。地元では、ほとんど「県外不出」の秘蔵の地酒が、お手頃価格で沢山ひしめいているのです。言うまでもなく、酒に合わせる福島産の水産物・農畜産物も極めてハイレベルです。

いま世界は、少しずつ福島の食の魅力に気付きはじめているのです。日本人がそれに気付かないのは、あまりにももったいない!のではないでしょうか。ぜひこれをご縁に、みなさんも福島の食を存分に楽しんで頂ければ幸いです。

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あなたの思う福島は…?

最後に、すでに2年以上前のことになってしまいましたが、震災から丸5年目の翌朝、2016年3月12日に大手新聞各紙朝刊に掲載された、福島県からのメッセージ広告を添えて今回の結びとさせて頂きます。

今もまだ伝わりきっていないこの言葉が、想いが、出来る限り沢山の方へと届くことを私は願ってやみません。

あなたの思う福島はどんな福島ですか?

福島県という名前を変えないと、復興は難しいのではないかと言う人がいます。

海外のかたの中には、日本人はみんな、防護服を着ていると思っている人もいるそうです。

あなたの思う福島はどんな福島ですか?

福島にも、様々な人が暮らしています。

括ることはできません。

うれしいこと。くるしいこと。

進むこと、まだまだ足りないこと。光の部分、影の部分。

避難区域以外のほとんどの地域は、日常を歩んでいます。

お時間があれば今度ぜひいらしてくださいね。

ふらっと、福島に。

いろいろな声によって誇張された福島はそこにはありません。

おいしいものが、きれいな景色が、知ってほしいことが、たくさんあります。

おもしろい人が、たくさんいます。

未来に向かう、こどもたちがいます。

あなたの思う福島は、どんな福島ですか?

あなたと話したい。

五年目と、一日目の今日の朝。

福島の未来は、日本の未来。

昨日までの、あたたかなみなさんからの応援に感謝します。

原発の廃炉は、長い作業が続きます。

名前は変えません。

これからもどうぞよろしくお願いします。

ほんとにありがどない。(本当にありがとうございます)

福島県

2018年10月18日、おしどりマコ氏の代理人弁護士から、本記事の削除と謝罪を求める通知書が現代ビジネス編集部宛に届きました。

内容は本記事における、おしどりマコ氏が「2016年に『食べて応援は自殺行為』として日本の食材が汚染されているかのような講演を行った」とする記事中の記述(画像のキャプション)及び、本記事に関する筆者のTwitterでの発言について、「公然と事実を摘示して通知人(注・おしどりマコ氏)の名誉を毀損する行為であり、不法行為」にあたるとして、「本件記事の撤回、本件投稿の削除及び通知人に対する謝罪」を要求するものでした。

筆者が上記のような記述を行った理由は、3つあります。

1つ目は、おしどりマコ氏が2016年8月21日に岡山県赤磐市で行った講演会「おしどりマコ&ケンさんの、わかりやすい話」における講演内容の説明「『食べて応援』は自殺行為!日本の食材の放射能汚染の怖さ。」という文言について、おしどりマコ氏が当然ながら事前にチェックし、同意していると信じていたこと。

2つ目は、おしどりマコ氏が上記講演会のチラシを最近までご自身のSNS等に掲載していたために、その内容説明を、氏がご自身の意見に沿うものであると認めた上で周知・拡散していると信じていたこと。

3つ目は、おしどりマコ氏による上記講演会が、事前に告知された内容説明に沿った趣旨で行われたものと信じていたこと。

言うまでもなく、本記事は福島県産食品の安全性について広く読者に伝えるという公益のために執筆したものであり、おしどりマコ氏の名誉を毀損する意図や目的はありません。

おしどりマコ氏の情報発信について言及したのは、氏が次期参議院議員選挙で立憲民主党の公認候補者に選ばれるなど、高い公人性を有していること、また「週刊文春」2012年3月1日号掲載の甲状腺がんを扱った氏の寄稿が大きな注目を集めるなど、福島における放射線被害に関する言説について非常に強い影響力を持っていることを考慮したためです。

しかしながら、おしどりマコ氏の講演における正確な発言内容を確認できなかったのは事実ですので、このことについて謝罪するとともに、本記事中のおしどりマコ氏に関する画像と記述の削除、また氏から指摘を受けた筆者のツイートの削除にて対応いたします。(2018年10月24日追記)