「加齢による体型や体質変化により、以前の服が似合わなくなり、何を着ていいのかわからなくなった、でも外へ出て人と接する機会は多く服は必要という大人世代の女性は多くいます。

そんな彼女たちに向けて、

被るだけ・羽織るだけのように着やすく、価格もこなれたアイテムを使った簡単にマネできるテクニックにより、

最新コレクション情報や巷のトレンド紹介ではなく毎日の生活の中で誰もがキレイに今どきに見える着こなしを、

モデルではない一般的な体型(小柄&大柄、痩せ&ふくよか)で大人世代と同じ年齢のメンバーたちがビフォーアフターを交え実証しながら提案している。

彼女たちの姿を見ることにより、もう何を着ても似合わないと自信をなくしていた女性たちが勇気づけられ、自分もこうなれるんだ!やってみよう!と、おしゃれを積極的に楽しもうという気持ちになっているのだと思われます」

冒頭に紹介した新刊の一節を紹介しよう。

『多様化が求められる今の時代においても、美の基準だけは昔のまま』

『若い頃と変わらない体型でいなくちゃいけない』

『年齢不詳の美魔女でいるべき』

という暗黙のプレッシャーが根強くあり、大人の女性たちを生きづらくさせています。でもそもそも、若い時と今で体型が同じでなくてはいけない、という考え方がおかしいのです。
(略)
だから私たちは、声を大にして言います。
ムリしてやせる必要なんてなし!
若い頃とは違って、大人は程よくふくよかな方が、女性らしい幸せ感を醸し出します。
そして、実際にやせなくても、着るだけで『5キロやせ見え』の法則はちゃんと存在するのです。」

『大人体型の「きれい」を引き出す着こなしの作戦』より)

大人世代の女性たちの「ありのまま」を受け止め、背中を押す姿勢が女性たちを勇気付け、大きな共感を呼んでいるのだ。

「おばちゃん体型」ではなく「大人体型」

多くの読者に支持される理由を、著者の窪田千紘氏に聞いた。

「以前はブログの中で160センチ63キロの原田のことを『おばちゃん体型代表』と呼んでいました。それをある日『大人体型代表』と呼び名を変えてみたんです。すると〝私も大人体型です〟という共感の声を驚くほどたくさんいただきました。

自分のことをおばちゃん体型とは思いたくないけれど(笑)、加齢に伴う体型の変化には真剣に悩んでいる。みなさん、普段は大きな声で発言したりしない控えめな女性たち。そんなサイレントマジョリティーの声を徹底的に大切にしたいと思いながら作っています」

キーワードはいかに「自分ごと」と思ってもらえるかだという。