10月18日 人工甘味料「チクロ」が使用禁止に(1969年)

科学 今日はこんな日

地球のみなさん、こんにちは。毎度おなじみ、ブルーバックスのシンボルキャラクターです。今日も "サイエンス365days" のコーナーをお届けします。

"サイエンス365days" は、あの科学者が生まれた、あの現象が発見された、など科学に関する歴史的な出来事を紹介するコーナーです。

砂糖の約50倍の甘さを持つ人工甘味料「チクロ」に対して、発がん性の疑いがあることからアメリカで使用禁止が発令されました。

「チクロ」は1937年にアメリカの大学院生が偶然合成したもので、正式名称は「N-シクロヘキシルスルファミン酸ナトリウム」。人類初の人口調味料である「サッカリン」と並んで、世界中で広く使われてきた化合物です。

アメリカでの禁止を受けて、日本を含む数ヵ国で同様の禁止令がだされていますが、その危険性については議論があり、じつはヨーロッパではいまでも日常的に使用されているそうです。

食べ物の安全性には、誰もが関心を寄せていますが、正しく評価をするのはとても難しいことです。なるべく多くの情報を得て、しっかり考えられるようになりたいですね。

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