# 発達障害 # 結婚

コミュ障をどうやって克服する?「発達障害者の婚活」のリアル

「話し方」から変える3つのポイント
吉濱 ツトム プロフィール

美人セールスレディの「幸せになれない口ぐせ」

保険のセールスレディをしているMさんは、大きな瞳が印象的な仲間由紀恵似の美人。気遣いができて人あたりもよく、仕事の成績は常にトップクラスです。しかし、プライベートでの友人は少なく、交際もあまり長続きしないといいます。

理由もなく罪悪感を抱えてしまうMさんは、すぐに「すみません」「ごめんなさい」を連発します。この申し訳なく思う気持ちを、仕事のときは気遣いという形にうまく昇華させているMさんですが、プライベートでは空回りしているようです。

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レストランで椅子を引いてもらったら「すみません」。食事をご馳走してもらっても「すみません。すみません」。本来なら「ありがとう」とか「ごちそうさま」というべきところは全て「すみません」です。また、デート中、手が触れたりするとすぐ「ごめんなさい」とあわてて手を引っ込めてしまいます。これでは、二人の仲が進展しようがありません。

「すみません」「ごめんなさい」とばかり言われていると、なんだか悪いことをしているような気がして、交際相手も落ち着かないことでしょう。

また、このタイプの人は、相手にマウンティングすることの好きな異性を引き寄せやすい傾向にあるので注意が必要です。必要以上にへりくだっていると、それにつけ込むような人に狙われてしまいます。

相手と対等であることは、幸せな結婚の必須条件です。「まずは、ごめんなさいの連呼をやめてみましょうか」と伝えると、「はい。すみません。ほんと、すみません」と言っていました。

 

雑談が苦手、話が飛びまくるADHD

発達障害を持っている人は、基本的にあまりコミュニケーションが得意ではありません。目的意識の強いアスペルガーの人は、テーマのない会話が苦手。内容に意義を必要とせず、会話することそのものを楽しむ雑談というコミュニケーションについていけません。

それに対してADHDの人は、話があちこちに飛んでしまい、要領を得ないという傾向を持っています。この場合、仕事に支障がでることは多いのですが、とりとめのない会話が得意なため、プライベートなコミュニケーションにはさほど困りません。

婚活に苦しむのは、雑談の苦手なアスペルガータイプの人。

「いい天気ですね」
「はい」
「……」

せっかく相手が話を振ってくれても、これでは話が続きません。