# 自己投資 # 読書 # アウトプット

ベストセラー精神科医の「10年で10倍」リターンを得る投資法

秘密は「アウトプット」にあり
樺沢 紫苑 プロフィール

自己成長につながる自己投資術

「月に3冊読書をする人」と「月に1冊しか読書しない人」では、どちらがより自己成長すると思いますか? 

「月に3冊読書をする人」のほうが成長するのが当たり前じゃないかと思うでしょう。しかし、それは完全に間違いです。

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インプットの量は自己成長とは無関係で、自己成長はアウトプットの量に比例します。アウトプットとは、「話す」「書く」「行動する」こと。本の内容を人に話す。感想や気付き書く、メモする。本の内容を行動にうつす。アウトプットしてはじめて記憶として定着し、その内容はあなたの血となり肉となるのです。

つまり、「月に3冊読書をして1冊もアウトプットしない人」と「月に1冊読書をして1冊アウトプットをする人」では、1冊しか読んでいないけどもその1冊をきちんとアウトプットしている人のほうが、何倍も自己成長します。

「自己投資のために読書をしよう!」と言いましたが、多くのサラリーマンは「月何冊も本を買うお金もないし、時間もない」と言います。

私がお勧めする最強の読書術、自己投資術は、「1冊本を読んで、その1冊をしっかりとアウトプットする」というもの。

本の内容を友人や同僚に話したり、本の気づきを3つ(3行だけ)書いてみる。たったこれだけのことですが、これを続けることであなたが飛躍的に自己成長することは間違いありません。

毎日電車でスマホゲームをし続けて、10年後に年収が増えることは、まずありえないでしょう。しかし、月1冊読書、1冊アウトプットの習慣があれば、10年後、120冊の内容があなたにインストールされていることになる。飛躍的な自己成長によって、仕事の能力、生産性も上がり、人により大きな価値を提供できるようになる。

結果として、その対価として今よりもはるかに多くの「お金」を手に入れられることは間違いないのです。

 

ちなみに、アウトプットがともなわないインプットは時間の無駄です。人間の脳は、「使わない情報は全て忘れる」仕組みになっているので、アウトプットしない限り、その内容の99%は忘れてしまうからです。

アウトプットの具体的な方法については、拙著『学びを結果に変える アウトプット大全』(サンクチュアリ出版)で詳しく解説していますので、「アウトプットで自己成長したい」と思った方は、参考にしてください。