©十条アキ

「言葉だけで誠意のカケラもない人間」を見分けるには

中国古典「三略」で立派な管理職になる

組織のトップに立ったら必ず読むべき本

先日「六韜」(りくとう)の漫画を刊行しましたが、この度は「三略」(さんりゃく)の漫画版です。

どちらの本も著者は、釣りで有名なあの太公望です。3000年以上前にかかれた本です。

 

簡単に言えば、「六韜」は、君主になるまでの権謀術数を指南する話ですが、「三略」では君主になったらどうすべきかという本です。

「いつか組織のトップに立ったら、社長になったら必ず読むべき本」として、古くから日本のビジネスパーソンにも愛読されたきた古典です。

ではさっそく、「三略」について、私なりに考えた重要ポイントをみていきたいと思います。

著:堀江一郎 まんが:十条アキ

部下は「都合の悪いこと」は報告しない

がんばって君主になったらなったで周りに変な人が寄ってくるわけです。

サラリーマンになると「ホウレンソウ」、つまり「報告」「連絡」「相談」が大事だなどと上司たちに教育されたかと思います。

ところが、都合の悪いことは、だんだん君主には報告されなくなるというのです。

部下は、君主の目の届かないところで、自分たちが得することばかりしだすので注意しましょうと言っているのであります。

要は「裸の王様」にされちゃうから気をつけよう、ということですね。

もちろん鋭い君主なら、部下たちの企みを見抜けるでしょうが、相手もいろいろやってきますから、悪だくみを見抜けなければ国が危うくなります。

「あれ? 国だけじゃなくて会社だってそうじゃないの」と思う読者の方も多いでしょう。

そうなのです。