2018.10.07
# 日本株

日本株、個人投資家の「黄金時代」になる3つの理由

巨大機関投資家は身動きが取れない
大川 智宏 プロフィール

巨大投資家は投資できない「ブルーオーシャン」だ

さらに、中小型株は、巨大な海外資金が投資することのできない、いわゆる「ブルーオーシャン」である。流動性の低さから多額の資金を捌くことができないため、海外の長期筋が参入するメリットがない。

しかも、膨大な人員と費用をかけた高度なリサーチに依存するアナリストほどテクニカル分析を軽視する傾向にある。実際は、儲かっていないのは自分自身であるにもかかわらず、だ。今後も彼らが参入してくる可能性は低いだろう。

かくいう筆者も、ストラテジストなどという仰々しい肩書きを有した理論家の端くれだが、元々は米国の運用会社のトレーダーであり、テクニカル分析も専門分野である。

具体的な銘柄は、各証券会社が提供するスクリーニング機能を使用して実際に見たほうが確実だが、一例を掲載しておく。

売られすぎの銘柄
買われすぎの銘柄

テクニカル分析の指標は星の数ほど存在するが、難解なものを用いる必要はない。過去14日~20日程度の短期のRSI(できれば平滑化)とボリンジャーバンドでも十分だ。

これらの数値を中小型株(時価総額で500億円~2000億円が目安)の銘柄間で横比較して、売られ過ぎたものを買って、買われ過ぎたものを売るだけで一定の収益が期待できる。

伝統的な投資の常識が崩壊し、過去の成功体験にすがって身動きの取れない巨大な機関投資家が苦境に喘いでいる今こそ、身軽で、シンプルな投資判断が可能な個人投資家の逆襲のときである。

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