10月12日 ハーバー・ボッシュ法の特許出願(1908年)

科学 今日はこんな日

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"サイエンス365days" は、あの科学者が生まれた、あの現象が発見された、など科学に関する歴史的な出来事を紹介するコーナーです。

1908年のこの日、20世紀最大の発明のひとつとされるアンモニアの合成法「ハーバー・ボッシュ法」の特許が、ドイツ人化学者フリッツ・ハーバー(Fritz Haber、1868-1934年)によって出願されました。

【写真】フリッツ・ハーバー
  フリッツ・ハーバー(Fritz Haber) photo by gettyimages

窒素と水素を1:3の体積比で混合させ、直接反応させるこの合成法は、ハーバーが最初に実験室で成功し、のちに化学メーカーBASFの研究者ボッシュ(Carl Bosch、1874-1940年)らが、500度程度の温度と100気圧以上の圧力をかけた状態で、さらに鉄の触媒を用いる工業化の手法を開発しました。

アンモニアは化学肥料の原料にもなり、これによって食糧問題を一気に解決したことから、ハーバーは「空気からパンをつくった人」とも言われたそうです。