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ぐっすり眠れて急成長!「スーパーホテル」が顧客満足度1位の秘密

ビジネスホテルの常識を変えた驚愕商法
長浜 淳之介 プロフィール

「エコチェックイン」で業務を効率化

ビジネスホテルとしては過剰なほど快眠と朝食にこだわり抜くスーパーホテルだが、ITを用いた思い切ったコストカットも出色である。ノーキー・ノーチェックアウトシステムを導入し、チェックインは自動精算機で行え、暗証番号で部屋を開錠。鍵を無くすことでチェックアウトを不要にしている。

最近では、フロントにタブレットを設置し、ペーパーレス化と業務の効率化を図っており「エコチェックイン」と呼んでいる。こうしたIT化によりフロント業務が軽減され、スタッフが顧客を観察して困っていることに声掛けするなど、プラスアルファの応対ができるようになった。スタッフが自分の頭で考えて、目の前の顧客に何ができるかを突き詰められる、環境が整ってきている。

 

IT外のアナログ面でも、客室の電話やズボンプレッサーを廃止、ベッドの脚である下の隙間を無くして清掃を簡便にする、連泊で清掃不要の場合は「清掃不要」のマグネット付ステッカーを客室の扉に掲げてもらうなどの施策で、経費を削減している。

新しくLohasを打ち出したスーパーホテル

同社では、健康と環境に配慮したホテル、Lohasステイの確立を目指し、18年10月にオープンした「スーパーホテルPremier銀座」より、「Natural、Organic、Smart」を新たなブランドコンセプトに掲げている。

顧客が使うタブレットなどのインターフェイスに不慣れな人が使いにくい面が残り、温泉を設置するなら客室のバスタブは廃止してシャワーのみでいいのではないかと、若干の疑問点はある。

しかし、同社が快眠を突き詰めたリラクゼーション、食などに見られる健康志向、ITを活用した効率性を追求する姿勢を維持していくなら、今後も改善が進み高い成長が続くだろう。