10月 6日 太陽系外に初めて惑星が発見される(1995年)

科学 今日はこんな日

地球のみなさん、こんにちは。毎度おなじみ、ブルーバックスのシンボルキャラクターです。今日も "サイエンス365days" のコーナーをお届けします。

"サイエンス365days" は、あの科学者が生まれた、あの現象が発見された、など科学に関する歴史的な出来事を紹介するコーナーです。

1995年のこの日、スイスの天文学者ミシェル・マイヨール(Michel Mayor、1942- )らが、ペガスス座51番星のまわりに、初の系外惑星〈ペガスス座51番星b(51 Pegasi b)〉を発見しました。

【写真】ミシェル・マイヨール氏
  ミシェル・マイヨール(Michel Mayor)。1999年、チリの大型望遠鏡の前で photo by gettyimages

ペガスス座51番星は、太陽に似た黄色い恒星で、太陽より高齢の可能性が高いといわれています(太陽の年齢は46億歳、ペガスス座51番星は75-85億歳と推定)。ペガスス座51番星は、太陽と比べて大きいため、表面温度は太陽と同じか若干低い程度ですが、明るさは太陽を上回っています。

このペガスス座51番星のまわりで発見された惑星〈ペガスス座51番星b〉は、ホット・ジュピターと呼ばれるタイプのもので、木星の半分ほどの質量をもった巨大ガス惑星であるにもかかわらず、恒星のすぐそば(地球-太陽間の距離の約20分の1)の軌道を公転しており、その周期はたった4日という、予想外の存在でした。

恒星のすぐ近くに、巨大な惑星がまわっているとはだれも想像していなかったため、この発見は大変な驚きだったそうです。

現在では3500個以上の系外惑星が発見されており、地球と同じように岩石でできた、生命の活動に適した場所(ハビタブルゾーン)に存在する惑星も見つかっているそうです。

いつか太陽系外惑星の生命が地球にやってきたときには、わたしもみなさんと同じ太陽系の一員としてあたたかく迎えたいですね。

【写真】恒星と惑星
  恒星のもと、惑星が公転する photo by gettyimages