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# 自己啓発 # お金持ち

問題です。食えない人は「すみません」が口ぐせ、では食える人は?

相手に「過小評価」されない交際術
10年後も「食える人」と「食えない人」の差はどこにあるのか? 『1万2000人を見てわかった! お金に困らない人、困る人』の著者で、これまで数々の起業家、士業、ビジネスパーソンに接してきた起業コンサルタントの松尾昭仁氏によれば、「食える人」には共通したコミュニケーションの作法があるという。「食える人」が日常的に実践している社交術、人脈術について松尾氏に教えてもらった。

食える人は、こう声をかける

飲食店の注文で店員を呼ぶとき、あなたは何と声をかけていますか?

「すみません」と言ってはいませんか。

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会社やビジネスの場で「すみません」が口ぐせになっている人がいます。「すみません、〇〇さん。会議室の予約をしてくれないかな」などと上司が部下に「すみません」を使うこともめずらしくありません。

しかし、「すみません」は、もともと謝罪の言葉です。話しかけるときにも「すみません」と使うのは謙虚であることを美徳とする日本らしい習慣とも言えますが、「すみません」を連呼する人は過小評価されるリスクがあります。

「すみません」と使った時点で、相手よりもポジションが下ということになり、自信がないというイメージにつながりかねない。

店員を呼ぶときは、「注文をお願いします」などでいいでしょう。ただし、横柄な態度は厳禁。上から目線で「ちょっと!」「こっち、よろしく」などと呼びつけるような言い方は、不快感を与えますし、かえって小物感が出てしまいます。店員も人間ですから、横柄な態度の客には「もう二度と来るな」と心の中で思われていてもおかしくありません。

 

売れない営業マンに共通するのは、自信のなさがにじみ出ている人です。自社の商品やサービスを堂々と売り込めないような人から買いたいお客様はいません。自信のない営業マンは、「すみません」など謝罪の表現を連呼する傾向があります。

「お忙しいところ、すみません」
「すみません、こちらの資料をご覧ください」
「この商品は3万円になります。すみません……」

本人は無意識に使っているのかもしれませんが、相手からは軽く見られてしまい、対等な交渉ができないリスクがあります。

お金に困らない人は、「すみません」ではなく、「ありがとう」が口ぐせです。店員が料理を運んできてくれたときに「ありがとう」、食後には「おいしかった。ありがとう」という言葉が出てきます。

ビジネスの場でも「ありがとう」が口ぐせになっています。部下に「会議室の予約ありがとう」、お客様にも「お時間をいただき、ありがとうございます」。相手も「すみません」と言われるよりは、「ありがとう」と言われたほうが気分がいいでしょう。