いま注目のiDeCoは「ひと月でも早く始めたほうがいい」

FPが断言「始めた人からトクをする」
川部 紀子 プロフィール

会社に書類を記入してもらう必要がある

もっとも、高い安いには必ず理由があります。

高い運営管理機関はWEBサイトやコールセンターのサービス内容が企業型DC並みに充実しています。

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もちろん手数料無料や安い運営管理機関のWEBサイトでも、今まで積み立てた掛金、現在の残高、損益、運用利回りの確認や各種手続きもできます。iDeCoに関することはひと通りそろっていますがシンプルなところが違う点です。

ちなみに、私は、手数料ゼロが珍しかった頃からそれを売りにしていたSBI証券を利用していますが、WEBサイトはいたって簡素で、コールセンターも夜間・土日・祝日は休みです。

ただ、コールセンターの利用はかつて一度だけしかなく、WEBサイトも最低限のことはそろっており困ってはいないので今のところ変えるつもりはありません。

自分がどのくらいの情報やサービスを求めるのか、またそのサービスをどの程度使いこなせそうか、自分の性格なども考慮した上で選んでみてください。

資料が届くとまず書類の量に驚くでしょう。A4サイズの紙類がどっさり入った封筒が届きます。

 

複数の返送すべき書類、テキストの類、商品の説明資料などが入っています。

自分の名前、住所などの情報だけでなく、基礎年金番号など頭に入っていないようなことも書く必要があります。

また、会社員・公務員は事業主(会社)に記入・押印してもらう必要もあります。

これが一番手間ですが、職場の総務、人事、管理部門などに依頼して記入してもらいましょう。

特に知識がない担当者や社長が相手だと、残念ながら妙な誤解をもたれることもあります。でもiDeCoには、このハードルを乗り越える価値が十分にありますので、少し嫌な想いをしても何とか乗り越えてください。自分のお金の面倒をみるのは、会社ではなく自分なのですから。

晴れて口座開設が完了すれば、残るは商品選びです。

iDeCoの商品選びは、商品の一覧が載った紙に記入して行う場合、自分の情報が登録された後にWEBで行なう場合があります。

後者の場合は、書類一式を返送して自分の情報の確認や登録が終わった後の案内(ID・パスワードなど)をしばらく待ちましょう。それから商品を選ぶことになります。