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本田圭祐が参戦した「セレブビジネス」、驚くほど儲かるヤバイ現実

ウン百億円を手にするセレブが続々誕生
岡村 聡 プロフィール

あのラッパーはベンチャー株で約110億円のリターン

フォーブスの記事によると、そもそもアシュトン・カッチャーがベンチャー投資に興味を持つきっかけとなったのも、別のセレブであるラッパーの50セントの株式投資にあったようです。

50セントがエネルギードリンクの広告に出演したときに、報酬を現金ではなくこの製品を販売している企業の株式で受け取り、このベンチャー企業がコカ・コーラに買収されたことで1億ドル(約110億円)のリターンを得ました。

50セント〔photo〕gettyimages

これを聞きつけたアシュトン・カッチャーは、シリコンバレーの伝説のエンジェル投資家であるロン・コンウェイなど大物投資家に自身の知名度を活かして接近して、ベンチャー投資のイロハを学びます。

2009年に100万ドル(約1.1億円)投資したスカイプがほどなくマイクロソフトに買収されたことで資金が4倍になり気をよくしたアシュトン・カッチャーは、上記のように次々とベンチャー投資を手掛けて成功し、今では外部投資家の資金も預かって自身でベンチャーキャピタルを運営するまでになっています。

 

知名度をいかしてタダで宣伝…セレブのすごい手口

単にシリコンバレーの凄腕投資家の手法をまねるだけでなく、セレブならではの企業価値向上策も次々と行っています。

ここでも先頭を行っているのがアシュトン・カッチャーで、ウーバーに対する規制をNYのデブラシオ市長が発表したときには、SNSなどを駆使して大規模な反対キャンペーンを主導して、最終的に規制の撤回にまで持ち込みます。

また、知名度が低い投資先の製品やサービスを知り合いのセレブに利用してもらうことで、費用をほとんどかけずに投資先の宣伝活動もサポートしています。

ベンチャー投資に積極的なセレブは米国では枚挙にいとまがなく、レオナルド・ディカプリオやジャスティン・ビーバー、レディ・ガガといったすでに本業だけで使いきれないほどの巨額の資産を築いている超大物セレブ達も、ベンチャー投資に積極的です。

レオナルド・ディカプリオは健康器具のCasperへの投資、ジャスティン・ビーバーは音楽ストリーミングのスポティファイなど、本業や自分自身のイメージとリンクしている手堅い投資を行っています。

アスリートでベンチャー投資に積極的な人物では、コービー・ブライアントやシャキール・オニール、カーメロ・アンソニーなどNBAのスター選手の活動が目立ちます。特に、コービー・ブライアントは、著名なベンチャー投資家であるジェフ・スティベルと組んで、2人の自己資金だけで1億ドル(約110億円)もの金額をベンチャーに投じると2年前に発表して大きな話題となりました。

引退したアスリートの単なる思い付きではなく、この2人は2013年から15社に一緒に投資を行ってきてトラックレコードが優秀なことから、コービー・ブライアントはNBA引退後に本格的にベンチャー投資家として活動することを決めたようです。

あと数年するとこのコービー・ブライアントや前述したアシュトン・カッチャーのベンチャー投資のパフォーマンスが明らかになってくるでしょう。