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戦略コンサルが実践!お金も成長も手に入れられる「第三の投資」とは

金融投資も自己投資もオススメできない
外資系コンサルティングファームの戦略コンサルタントで、キャリアや仕事術についてのブログ「Outward Matrix」やオンラインコミュニティの運営、ビジネス書の執筆、セミナー講師など複数の仕事も並行して進めているShinさん(@Speedque01)。
様々なビジネスを回している彼に、「<投資>についてどう考えているのか?」という素朴な疑問をぶつけたら、意外な回答が返ってきました。

金融投資か? それとも自己投資か?

みなさま、はじめまして。私は普段、外資系コンサルティングファームで戦略コンサルタントとして働きつつ、ブログやビジネス書の執筆、オンラインコミュニティの運営、ビジネス講座の講師として活動をしています。

日々働いている中で、みなさんも「お金」について考えることは多いでしょう。仮想通貨投資がブームになったことは記憶に新しいですし、ほかにもさまざまな投資商品が出ています。

その一方で、「若いうちは大した元本もないのだから、あせって金融商品への投資をする必要はない。勉強がてら少しだけ株式投資をするのはいいが、基本的には自分自身の成長に投資すべきだ」という自己投資派も存在します。いろいろな場所への旅行や、英語やファイナンスの勉強、MBA留学等が主におすすめされていますね。

金融商品に投資して高利回りで運用していくのか、それとも自分自身に投資して成長スピードを向上させるのか。みなさんはこの2つで悩んでいるのではないでしょうか?

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私は、実はどちらもおすすめしていません。

金融投資をおすすめしていないのは、よく言われている理由のとおりです。残念ながら、若いうちに金融投資にかける労力、マイナスになるかもしれないリスクをも上回るほどのリターンを得られる可能性はかなり少ないのです。

投資の世界は、その道のプロが研究を重ね、最新のツールを使って日々しのぎを削っており、その中で長期的なリターンを出すのは難易度が高いといわざるを得ません。もちろん、しっかり勉強した上で一定額を投資していくことを否定するわけではありませんが、株価や投資信託の値動きが気になってしまい、仕事に集中できなくなるのは、あまり賢い選択とはいえないでしょう。

では、自己投資はどうでしょうか。

特にまじめな若手の人は、「自己投資にお金をたくさん使っています」といいます。英語、会計、夜間MBA、プログラミング……。「早くたくさんのスキルをつけなければ」「世の中に求められるスキルを身につけないとこれから食べていけなくなる」、そういう危機感にあおられて、高額のスクールに行く人が後を絶ちません。

もちろん、それに意味がないとはいいません。英語力や会計のスキルは、もちろんないよりはあったほうがいいでしょう。私自身、ある程度の英語力があるおかげで、今のキャリア形成に非常に役に立っています。しかし、実はこれもおすすめしません。

 

理由は主に2つあります。

1つ目は、いくら高額の自己投資をしても、それが身につく可能性が高くないことです。

「世の中に求められている気がするから」「今後のキャリア形成で役に立ちそうだから」というぼんやりした理由で自己投資をしても、正直身が入りません。最初の数週間はやる気があっても、その後だんだんとモチベーションが下がっていき、いつの間にかフェードアウトしてしまうケースがあまりにも多いのです。まれに、鉄の意志を持ってやりきる人もいますが、割合は大変低いです。

2つ目は、万が一それを身に着けたとしても今後のキャリアに生きる保障がどこにもないことです。

英語ができるようになった、会計がわかるようになった、MBAの資格を得た……、果たしてそれが今後のキャリアに生きるのでしょうか。それらの資格やスキルを得ても、会社から数十万円の報奨金をもらうぐらいが関の山なのではないでしょうか。もちろん、それらのスキルを有していれば、海外転勤を手に入れたり、より良いポストをもらえる可能性はあります。しかし、それはあくまでも可能性の話です。