9月24日 メートル原器制定(1872年)

科学 今日はこんな日

地球のみなさん、こんにちは。毎度おなじみ、ブルーバックスのシンボルキャラクターです。今日も "サイエンス365days" のコーナーをお届けします。

"サイエンス365days" は、あの科学者が生まれた、あの現象が発見された、など科学に関する歴史的な出来事を紹介するコーナーです。

この日、パリで開かれたメール法制定委員会において、それまで「地球の円周の4000万分の1」とされてきた1メートルの定義を改め、棒状の基準物であるメートル原器の長さを1メートルの定義とすることが決められました。

【写真】正しい長さを示す物差しphoto by iStok

実際のメートル原器は1878年に作成され、1960年にクリプトン原子のスペクトル線の波長を用いた新しい定義が採用されるまで、もっとも正確な1メートルの物体でした。

体の部分や身の回りの動植物を用いて長さや体積を表した時代から、高精度になり「メートル」「キログラム」などが国際的に統一されてゆくまでの、波乱万丈の単位の歴史はブルーバックス『単位の進化』(現在品切れ中、電子版のみ)でご紹介しました。

そして、このたび、重さ(質量)の単位キログラム、温度の単位「ケルビン」、電流の単位「アンペア」、物質量の単位「モル」の定義が、来る2019年5月30日に刷新される予定です。

絶対に変わらない、誰にとっても納得できる「重さ」の基準策定について『新しい1キログラムの測り方』で詳しくご紹介しています。

 
新しい1キログラムの測り方

著者の臼田孝さんが、トークセッションに参戦!

『新しい1キログラムの測り方』『単位は進化する』
刊行記念トークセッション

10月20日(土) 15:00~17:00 @ BOOK LAB TOKYO 

「単位」が進化するってどういうこと?―「度量衡」の不思議な世界

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