勝地涼の横に座る前田敦子のこの笑顔が素に見える。おめでとう! ©2018「食べる女」倶楽部

祝・おめでた!前田敦子と勝地涼をつないだ「いとしいご飯」の作り方

おいしく食べると、心が開く

9月15日、第一子の妊娠を発表した勝地涼&前田敦子夫妻。

7月31日に行った結婚報告では「友人を介して知り合い、お互いの人柄に惹かれ結婚を前提にお付き合いをするようになりました。」と書いていた二人だが、間違いなく二人の結婚に背中を押した映画があることをご存知だろうか。

それが、小泉今日子主演の『食べる女』(生野慈朗監督)だ。

沢尻エリカ、前田敦子、広瀬アリス、山田優、壇蜜、シャーロット・ケイト・フォックス、鈴木京香とそうそうたる女優陣が揃ったことも話題になっている。21日に公開となるこの映画の裏話を探っていくと、二人の「幸せの理由」が浮き上がってくる。

写真左から鈴木京香、小泉今日子、前田敦子、沢尻エリカ、シャーロット・ケイト・フォックス©2018「食べる女」倶楽部

おいしいご飯といとしいセックス

ひとってね、おいしいご飯を食べているときと、いとしいセックスをしているときが、いちばん暴力や争いごとから遠くなるんだって。でもね、セックスの方は相手がいないとできないけど、ご飯ならすぐにも作れるでしょ?」

これは、小泉今日子演じる主役の敦子(トン子)の台詞である。このセリフが、『食べる女』という作品の特長を言い現わしている。文筆家のトン子とその周りにいる様々な女たちのドラマが交錯する物語は、おいしくご飯を食べるシーンが盛りだくさんだ(ちなみにいとしくないセックスも、いとしいセックスも登場する)。

冒頭すぐにもこんな手書きメニューが登場する。

トマトと白きくらげの玉子炒め
手羽先の岩塩焼き
春雨と牛ひきの中華風煮込み
ポテトサラダ
自家製ぬか漬け(かぶ・きゅうり・人参)
酒粕の網焼き(生ワサビを添えて)
小さな酒まんじゅう

思わず唾を飲み込むようなこのメニュー。これは、トン子の家で、トン子をはじめ、鈴木京香が演じる、ごはんや「道草」女将の美冬と、トン子の担当編集者である「ドド」こと圭子(沢尻エリカ)、制作会社APの多実子(前田敦子)と炬燵を囲んでの食事シーンに登場する。女ばかりで恋やセックスの話をしながらモリモリ食べる様子は完全に素のようにも見える。

 

8月30日に行われた完成披露試写会の舞台挨拶では、沢尻エリカがこう話していた。
現場が本当にこんな楽しいことってないです。(普通は)段取りが終わってみんな控室に戻ったりとかするんですけど、戻らない。ご飯もあるし、みんななんかしゃべっているし」

実際、その撮影現場は、通常ではありえないくらい和気あいあいで、とにかく「美味しい」「幸せな」現場だったという。先ほどのシーンでも、カットの声がかかってもみな炬燵から動かなかったとか。

このメンバーでこの雰囲気でこのご飯。それはその場にいたくなる ©2018「食べる女」倶楽部