9月22日 マイケル・ファラデーが生まれる(1791年)

科学 今日はこんな日

地球のみなさん、こんにちは。毎度おなじみ、ブルーバックスのシンボルキャラクターです。今日も "サイエンス365days" のコーナーをお届けします。

"サイエンス365days" は、あの科学者が生まれた、あの現象が発見された、など科学に関する歴史的な出来事を紹介するコーナーです。

電磁誘導を発見したことで知られるイギリスの自然哲学者マイケル・ファラデー(Michael Faraday、1791-1867)が、この日、鍛冶職人の家に生まれました。

【写真】マイケル・ファラデーの肖像画
  マイケル・ファラデーの肖像画 photo by gettyimages

ファラデーは製本屋で見習いをしながら独学で科学の知識を得て、王立研究所の教授にまで登りつめた人物です。電磁誘導や電気分解の法則を発見し、電場・磁場・磁力線といった概念を初めて提唱しました。電磁誘導の実験については、先日8月29日にファラデーが電磁誘導の実験に成功でお伝えしました。

ファラデーは地位や肩書にまったく興味がなく、ナイトの叙爵も辞退し、王立協会の会長就任を頼まれた際には「私は最後まで、ただのマイケル・ファラデーでいたい(I must remain plain Michael Faraday to the last.)」と言って断ったという逸話もあるほど。

また、「科学者(Scientist)」という新しい言葉で呼ばれることを好まず、昔ながらの「自然哲学者(natural philosopher)」を名乗っていたのだとか。あのアルベルト・アインシュタインも、壁にニュートン、後にファラデーの実験に数学的な理論を与えたマクスウェルとともに、ファラデーの絵を貼っていたといいます。

というわけで、この記事でもその意向を尊重して自然哲学者と紹介させていただきました。

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『ひとりで学べる電磁気学』 電磁気学の理解には、電場や磁場を「電気力線」「磁力線」によって、物理的なモノとして捉えることが大切。ファラデーと同じように独学できるテキストです。

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