# まんが # 学術文庫

会社で好きなことをするために、どんなことをしてでも勝ち抜こう!

世界最古の兵法書「六韜」が教えること
石井 徹 プロフィール

実力で出世した幹部はたったの2割?

以前NHKの経済番組を観ていたら、あるアメリカの経済学者(名前は失念してしまいました)が企業の幹部のうち、実力で幹部になった人はどのくらいいるかを調査したことがあると放送していました。

答えは約2割です。

あとは運としか考えられなかったそうです。

それを観て、(なあんだアメリカは実力主義だと思ったら日本と同じじゃんか)と思いました。

 

日本も2割程度でしょう。

ここで二つ疑問が生じました。

一つは、「残りの8割の人は偉くなって何をしたいんだろう」と思ったのです。

実力で偉くなった人は、所属する会社や仕事をこうしていきたいという、いわゆるヴィジョンがあるでしょう。

8割の人はそんなヴィジョンなんて無いんじゃないか、肩書を持った段階で目的を達成しているのではないかと思うのです。

二つ目はその8割の人は本当に運だけでしょうか。

実績でも運でもない力……まさに権謀術数ではないかと思うのです。

実際信じられない方法で偉くなった人は見聞きしました。

こういう人は自分が得するためなら誠実な人を踏みにじるなんて平気でしょう。

そんな輩に踏みにじられないためには、我々も彼らに負けずに、権謀術数の知恵を身につけるしか、今のところないのではないかと思うのです。

講談社まんが学術文庫『六韜』より抜粋

西郷どんも大久保も読んでいた

現在NHKで「西郷どん」をやっています。

もちろん主人公は西郷隆盛です。

日本のスーパースター西郷だって大久保利通と二人で、幕府を倒すという目的のためにかなりエゲツナイことをやっています。

しかし彼らには世の中を何とかしなくては、という公の目的があったわけです。

死んだあとの彼らには、蓄財らしきものはほとんど残っていませんでした。大久保に至っては借金しかない。

エゲツないことをやりたかったどうかはわかりませんが、やらざるを得なかったのでしょう。

あなたに大きな目的があるならば「六韜」を読むことをお勧めします。

西郷も大久保たちは幕末のインテリですから当然「六韜」、読んでいます。

今回の漫画は、舞台を現代に設定しましたので、3000年前みたいに金銀財宝を送るとか、露骨に脅迫するとか殺しちゃうなんて真似はできません。

そこで編集部の総力を上げてゴマすりネタなどを集めました。

読者の皆様の中には「こんなことありえない」と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、かなり本当にあったことをエピソードに入れてあります。

リアルなのです。

皆さん、ゴマすり野郎に負けない知恵をつけましょう。