青木健生・山本幸男 ©MICHE Company, LLC
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世界最古の兵法書「六韜」が教えること
 
 

「権力者になれ 手段は選ぶな」

権謀術数の本というと「孫子」でしょう。

紀元前5世紀ぐらいに成立しているので今から2500年前に書かれたことになります。

昔からなぜか「孫子」の書籍や漫画がたくさん出版されております。

最近では小学生向きの「孫子」まで出ています。いいのかな、そんなに幼い時期から権謀術数の本なんか読んじゃってなんて思ってしまいます。

あれ、みんななんか忘れてない? と思ったのです。

それが「六韜」という本です。

 

普通「りくとう」と読めないでしょう。しかし漢文の教科書に出てきたのを覚えております。

作者は釣り好きで有名なあの太公望です。

太公望という人が本当に書いたなら紀元前11世紀の人ですから「孫子」よりもっと古い、世界最古の権謀術数の書籍ということになります。

あの酒池肉林で有名な暴君である殷の紂王から国を守るために、文王という人が太公望に教えを乞うというところから始まります。

つまり目的にはもっともな理由があるのです。

講談社まんが学術文庫『六韜』より抜粋

「六韜」というのはある意味「孫子」よりエゲツないことが書かれております。

自分がやりたいことを行うには権力者にならなければならない。

そのためには手段は選ぶなと言っております。

敵をやっつけるためには、また他人を取り込むには本当に手段を選ばない。

金、物、女とありとあらゆる手段を使えと言っているのです。

ですから、この本では媚びやウソやゴマすりなんか当たり前です。