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# 節約 # 貯蓄 # FP

クレジットカード、銀行口座、ATM…「頭のいい人」はこう使う

FPが教える「お金が貯まる習慣」
無駄づかいはしていないのに、なぜかお金が貯まらない……。その原因は、あなたが意識していない日常の「ちょっとした支出」にあった。現役ファイナンシャルプランナーで、『シンプルにお金を貯める・増やす・使う』の著者でもある新屋真摘氏は、そうした支出を防ぐために、「クレジットカード」「銀行口座」「ATM」を上手に使うことを勧める。新屋氏に、その具体的な方法を教えてもらった。

「お金の流れ」をシンプルにする

貯蓄体質を作りたいなら、まず第一にお金の流れをシンプルに保つことが必要です。お金は、自分が把握できるシンプルな流れの中を通るよう、調整しておかないと、するするとどこかへ流れ出て行ってしまいます。

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たとえば、こんな経験がある人はいませんか。

通帳を印刷したら、記憶にない引き出し記録が何回も載っている(しかも取り扱い時間外で高い手数料がかかっている)、クレジットカードの引き落としが多くて驚いたが、明細を見ても用途が思い出せない、自分名義の銀行口座が今、いくつあるかわからない……。

こういった1つずつの抜け穴を閉じてあげるだけで、お金が流出するのを防ぎ、自然とお金が貯まっていきます。

ですので、貯蓄に取り組むときにまず最初に行うのは、「ATM」「クレジットカード」「銀行口座」この3つの使用法を整理することです。

まずは、ATMの使用法です。

現金で使うお金は1ヶ月に1度、日を決めてまとめて引き出す方法をおすすめしています。

財布の中のお金が少なくなるたびに、何度もお金を引き出していると、結局いくらおろして、いくら使ったかわからなくなってしまうからです。

 

「1度に引き出して財布にたくさん現金が入っていると、気が大きくなって使ってしまう」という人なら、「給料日」と「給料日の2週間後」というように、月に2回に分けても構いません。

また、一気に引き出した1ヶ月分のお金は自宅に保管して、一週間ごとに財布へ入れることにしてもよいでしょう。

肝心なのは、「日を決めること」と「金額を決めること」です。

この2つを固定することで、毎月現金で動かすお金のペースを、感覚的につかむことができます。

たとえば体重管理のうまい人は、「先月は飲み会続きでちょっと太ったから、少し甘いものを控えよう」など、身体の変化に気をつけているものです。

お金も一緒で、「今月はちょっと使いすぎたから、来月は控えよう」と思えれば、軌道修正するきっかけになるでしょう。

このように、「最近使いすぎだな」「先月は節約できたから今月はちょっと贅沢してもいいかな」という感覚を徐々に掴んでいくことが、お金に困らない人への第一歩です。

大事なのは、「今持っているお金」と、「使ってもよいお金」を把握して、調節できるようにすることなのです。