photo by iStock

「あの人は今」昭和スター編~ちあきなおみさんは今日も夫のお墓参り

酒井和歌子、栗原小巻、木之内みどり他

平成最後の年、惜しい人を次々と喪って思うことがある。僕たちの青春時代、ブラウン管の向こう側で輝いていたスターはいま、何をしているのだろうか—。本日発売の週刊現代では、懐かしの有名人たちの現在の姿が掲載されている。

『渡る世間は鬼ばかり』の小姑・久子のいま

'90年から始まった国民的ドラマ『渡る世間は鬼ばかり』。主人公・小島五月(泉ピン子)の小姑・久子を演じたのが沢田雅美さん(69歳)だ。

沢田さんはデビュー当時から、石井ふく子プロデュースの作品に出演。『ありがとう』('70年)や『肝っ玉かあさん』('68年)など、昭和を代表する数々のドラマで名脇役として活躍してきた。

現在は、'91年に結婚した夫の俳優・赤松秀樹氏(67歳)と二人で暮らしている沢田さんが、いまの生活について語った。

最近は、旦那と近所をウォーキングしています。家にいる時はテレビを見たり、裁縫をしたりすることが多いですね。ニュースで一般の方を見ていると、演技の参考になることもあります。最近では、山口県で行方不明だった2歳児を見つけた尾畠春夫さんが泣いている姿は、勉強になりました

いま撮影中の仕事はないものの、オファーは常に待っているという。いつでも舞台に立てるようにと、毎日の腹筋やストレッチは欠かさない。

私生活では、5年前に胃がんが見つかり、胃の3分の2を切除した。

 

(泉)ピン子ちゃんから『60歳過ぎたら色々あるよ』って言われたけど、本当にその通りでした。胃がんだけでなく、バセドー病にもかかりました。手術をして、しっかり治してからは、定期的に検査には行くように心がけています。でも、いまは元気。手術前よりも食欲が増しているくらいです。

もう半世紀以上の付き合いになるふう先生(石井ふく子氏)なんて、92歳とは思えないくらいエネルギッシュ。いまでも旦那を含めて3人で食事をしています。体調のこととか、お互いが習っていた日本舞踊のことばかり話していますよ。

よく使う小料理屋があるのですが、このあいだは野村昭子さん(『渡る世間は鬼ばかり』の出演者)と偶然会いましたね。一人カウンターで日本酒を飲んでいました。野村さんは91歳ですが、本当に元気。『お先に! また来るわ!』とご機嫌な様子でタクシーに乗って帰られました」(沢田さん)

今後の目標について聞いてみると、目を輝かせてこう答えた。

まだまだ、役者は続けるつもりです。年相応のおばあちゃんの役を演じてみたいですね

photo by iStock

栗原小巻さんは大河に出演

 映画『忍ぶ川』('72年)や『八甲田山』('77年)に出演し、若き日には吉永小百合とも人気を二分した栗原小巻さん(73歳)。「コマキスト」という言葉を生み、時代を席巻した彼女は、いまも女優業を続けている。

昨年、大河ドラマ『おんな城主 直虎』に、徳川家康(阿部サダヲ)の母親役で出演しています。実に39年ぶりの大河出演ということで、話題になっていましたね。地井武男や原田芳雄など多くの名優を輩出した俳優座出身だけあって、貫禄たっぷりの演技を見せていました。やはり、大女優は違います」(放送記者)

海外での文化事業に精力的に取り組んでいる栗原さんは、日本とロシア(当時はソ連)の合作映画『白夜の調べ』('78年)で主演を務めたこともあり、ロシアでは「最も有名な日本人」という顔も持つ。いまは、日本中国文化交流協会評議員の業務を、女優業と並行して行っているという。

彼女の事務所に取材を申し込むと、「いまは海外に行っています」との答え。充実した日々を送っているようだ。