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# 治療院

初年度から年商3000万!「儲かる治療院」がやっている3つのこと

20万軒のライバルと差別化する方法

20万軒! これは日本中の「治療院」の総数です。ここで言う「治療院」とは整骨院・接骨院・鍼灸院・マッサージ院・整体院・カイロプラクティックなど、これら国家資格の施術所、および民間・無資格の施術所を指します。数だけで言えば、コンビニよりも、歯科医よりも断然多いのです。

年々、治療院の経営状況は厳しいです。たとえば、1人で運営する小さな整骨院では、休みなく長時間働いても、月収20万〜30万円がザラと言います。しかし、私自身が運営する整骨院(ひまわり中央整骨院)は、初年度から年商3000万円以上を叩き出し、その後も売上を伸ばし続けています。この違いはどこから生まれるのでしょう。

町に「治療院」があふれる時代、どのようにしたら儲かるのか? 私の経験をもとに、3つのポイントに絞って、経営の役に立つ情報をお伝えします。

治療院は世の中にあふれている

先述したように「治療院」は世の中にあふれています。詳しい数字を見ていきましょう。

整骨院、鍼灸院、マッサージ院などの国家資格者が開設をしている施術所だけでも13万6460店舗(平成28年厚生労働省発表)。10年前(平成18年)に比べ、約2万8000店舗が増加をしています。また、整体院、カイロプラクティックなどの民間施術所が約8万軒に上り、治療院の数で言えば20万件を超えていると言われております。

ひと昔前は、整骨院を開業さえすれば患者が保険証を持って、待合室はいっぱいになり、行列ができるほど。そして、店舗を持てさえすれば、ベンツが買えると約20年前には言われていました。

しかし、治療院は今や周りを見渡せば、どこにでもあります。

私が経営する最寄り駅から半径500m以内だけでも整骨院で7店舗、整体院を入れると10店舗はあるのです。私が、開業した3年半前に比べると、3店舗が増えています。

これだけ治療院の店舗数が多いと、患者からしてみたら、体を痛めて困った時、治療院を探そうとしても、どこの治療院も代わり映えがなく同じように見え、違いが分かりません。そして患者は、なんとなく近くの治療院を選ぶか、なんとなくスマホで調べて、出て来た治療院を選んでしまうのです。

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治療院が沢山あり、地域に乱立しているからこそ、自分たちには何ができるのか? 患者のどんな症状や悩みを解決できるのか? など、自分達の治療院の強みを出さなければ、全国的に店舗数の多い、大手の治療院や競合している治療院に埋もれてしまい、みるみるうちに経営難になってしまうのです。

これだけ世の中に治療院があるからこそ、今の時代に合った経営方法や考え方が非常に大切になります。以下、3つのポイントに絞ってお伝えします。

 

(1)長時間働けば儲かるは間違い

独立したらからには、儲けたい! 沢山のお金を手に入れたい!

誰でもそんな想いを一度や二度、あるいは今でも持ち続けている方もいるかと思います。もちろん、お金や数字的な目標は、すごく大切です。

ボランティではありませんし、ビジネスですので、利益がなければ会社は、倒産をしてしまいます。そうなれば、自分の生活はもちろんのこと、従業員さんがいれば、その方達の生活も養うことができなくなってしまいます。

しかし、数字だけにとらわれて利益主義に走った時に周りの患者、従業員はどんな思いをするのでしょうか?

本当に大切なことは、治療院経営をどんな「想い」や「理念」でやられているのかが大切なのです。儲けようと思うのであれば、治療院でなくても儲けることは可能です。

ましてや数字の目標は永遠にゴールがありません。100万円を達成すれば、200万円。200万円を達成すれば、300万円。と永遠に続いて行き、この数字の圧力に人の心は、押しつぶされてしまうのです。

この数字という圧力に利益主義に走り、診療時間を長く、休みなく働くことをしてしまい、自分の身体はもちろんのこと、従業員の身体や心までも傷めてしまうのです。