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ズバリ答える。かしこい主婦は「夫の小遣い額」をこうやって決める

けっして甘やかしたりしない

お小遣いとは「消費」である

人はパンのみにて生くるにあらず――。人は物質的な満足を求めるだけで幸せになれない、という聖書の教えだ。

節約生活も同様だ。ギリギリまで家計を切り詰めれば、通帳の残高は増えるかもしれないが、幸せを感じられるかと言えば、そうとは限らない。充実した毎日を送り、将来に夢が持てなければ、節約をしたところで意味がない。そこで、家計の管理において、「お小遣いをどう考えるか」が重要になってくる。

 

「節約中の家計にお小遣いなど必要ない」という意見もあるが、それは大間違い。むしろ、節約中の家計だからこそ、お小遣いは必要だ。なぜなら、お小遣いは唯一、自分の権限で自由にできる息抜きのお金だからだ。

お金の管理において、家族全員で協力するのは非常に大切なことだが、それぞれが自分の裁量で使えるお金もないと、息が詰まって仕方ない。そうなると、前向きに協力しようという意識も薄れてしまうだろう。

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そもそもお小遣いは、消費、浪費、投資のどれに当たるのか。基本的には「消費」だというのが私の意見だ。

普段の生活をする上で、必要不可欠なお金の一種だということだ。個々人の使い道によっては「浪費」や「投資」に含まれる場合もあるが、家計全体で捉えれば、あくまで「消費」のカテゴリーに入れて構わない。繰り返すが、何に使うかはあくまで個人の自由だ。

私を訪ねてこられる相談者の中にも、お小遣いを「自己投資に使っているから投資に区分けしています」と言う人もいれば、「使い方を把握しておきたいから、お小遣いもしっかりと消費・浪費・投資を意識して記録しています」と言う人もいる。

また、こうした「きっちり派」のほかにも、すべてお小遣いという費目の消費としてくくり、それ以上は気にしない人もいるし、消費、浪費、投資という区分けすら一切しない人もいる。

この問題は人それぞれ、自分の好きにすればいいことだが、大まかに「お小遣い=消費」と決めて、それ以上に細かいことは気にしなくてもいいのではないか。その方が精神的な余裕が持てるからだ。実際、私自身もそうしている。