囲碁・将棋などでAI(人工知能)が人間に勝利する時代。
株式市場でも最先端テクノロジーを駆使して将来の株価を予測し売買する「AI投資家」が誕生し、凄腕トレーダーより好成績を叩き出すようになっている。
なかでも注目を集めているのが、財産ネット社が開発・運営する『Phantom株価予報AIエンジン』。なんと、「的中率80%以上」という尋常ではない結果を叩き出しているからだ。
マネー現代編集部ではそんなスゴ腕AIの協力を得て、以下の3銘柄について「今週の株価」を予測をしてもらった。
予測をしたのは、8月27日から31日までの1週間分の株価。
たとえば、マツモトキヨシホールディングス〈銘柄コード:3088〉の「週間株価予報」は以下のようになっている。
表の見方はシンプルで、「直近値幅」は予測のベースとなっている8月24日の安値、高値水準。「翌営業日」となっているのが今日(8月27日)の株価予測結果で、目標株価は「4254~4566円」と算出されている。
また、今日のマツモトキヨシホールディングスの「押し目買いゾーン」「吹き値売りゾーン」は以下の通り。
◆押し目買いゾーン=「4098~4254円」
◆吹き値売りゾーン=「4566~4722円」
押し目買いゾーンと吹き値売りゾーンは、一般的には上ヒゲ、下ヒゲエリアと呼ばれるもので、株価が一時的にそこまで動いた場合は空売りや押し目買いの目安になる水準を示している。
同様に、2営業日後(8月28日)、3営業日後(8月29日)と見ていくと、そのまま週間株価予報となる仕組み。そんな週間株価予報から傾向を見抜くと、マツモトキヨシホールディングスの株価は上昇基調と予測されている。
「ドラッグストア大手のマツモトキヨシホールディングスは、都心部への集中出店が特色です。第1四半期決算発表後急落していましたが、8月21日からリバウンド相場入り。インバウンド需要を取り込み、既存店の好調が続いています」(財産ネット企業調査部長の藤本誠之氏)
人間には絶対に説明できない、AIが弾き出したナマ数字。次ページにはイズミ、日本M&Aセンターの予測を載せているので、じっくり、ご堪能いただきたい。