警察庁長官狙撃事件の真犯人を支援した男の「正体」

「ローンウルフの思想」を受け継ぐ者
原 雄一 プロフィール

犯行現場にいた真の支援者の正体

平成30年4月16日、私は中村に以下のような追及の手紙を書いた。

中村さん、生命を張って同志を守り隠す必要は、既になくなりました。

狙撃事件の支援者は、小川くんという理解でよろしいですね。

小川くんは、自らが狙撃の支援者だったことを認めてくれました。

これ以上のカモフラージュは無意味です。

小川くんと連絡が取れるようでしたら、講談社宛に声明を送るように指示してください。

しかし、中村は、何の反応も示さなかった。

私は、小川にも手紙を書いたものの、しばし投函を躊躇した。必ず、小川は、何の反応も示さない私に業を煮やして新たなアクションを起こすと予測したからだ。

すると、4月23日、講談社の担当編集者から「小川から2通目の手紙が届いた」と連絡が入った。

 

その手紙は4月10日付の消印で、

「一度会って相談したいことがある。手紙をもらえないか」

と書かれていた。早速、私は小川が指定した京都府内の宛先にメールアドレスを添えた手紙を投函した。

中村氏の話に沿って、私は、エージェントEこと大島洋一を銃撃事件の支援者として物語を終結させましたが、中村氏は、亡くなった大島に罪をかぶせて幕引きを図ったのではないかと見ています。

抜群の行動能力を持ち、隠密作業に長けたエージェントDこと小川雅弘さんこそが真の支援者として加筆することを計画していましたが、その判断は正しかったようですね。

私たちが疑念を持ったのは、事件前にロスで知り合った二人が、短期間のうちに連携を取れる間柄になり得たかということでしたが、先日届いた手紙から、事件前には二人に親交があったことを察しました。

既に公訴時効が完成して8年以上が経過しています。

是非、可能な範囲内で「雑感」でもお聞かせください。

事件の背景を更に解明して、後世に残す記録にしたいと考えております。

小川が長官狙撃事件の支援者ハヤシであるためには、中村と小川に具体的な犯行状況や共犯性を語ってもらうことがベストである。しかし、それが叶わなくても、小川から犯行時の支援状況を明らかにしてもらいたいものである。

しかし、小川からの連絡はなかった。