発達障害を抱えて働くことの「知られざる苦悩」と「職場の選び方」

発達障害かも?と思ったら…
トイアンナ, 借金玉 プロフィール

「社会は茶番だ」

トイアンナ ひとつお聞きしたいんですけど、私はツイッターで絡まれても、面倒くさいという理由でケンカはしないんですよ。

相手の方をそっとミュートして流して終わるんですけど、借金玉さんはなぜドンパチをやるモチベーションがあるのでしょうか?

借金玉 人間ってやっぱり何を言うかが大事で、どうしようもない人もいるけれど、何か主張したいことがあるなら、聞いておいたほうが得られるものもあると思うんですよね。

僕が出した本も今のところ批判があまり来ていないのは、ツイッターで叩かれまくって、これ以上、凹むところはないだろうというところまで直したので。そういう意味でまず役に立つ面があります。

あとはやっぱり、ケンカを売られてそこで引くと自分が社会的になってしまうみたいで嫌ですね。

トイアンナ 社会的にはなりたくないですか?

借金玉 僕、基本的に「社会は茶番だ」って言っていますし、批判的なんですよ。そういうことを言っている自分が、ツイッターで自分をさらけ出さないのはウソだよなと思うので。

それに、1対1の場合は相手といい関係を作りたいので、その人のことを自分なりに規定して話をしなくちゃいけない難しさがあるじゃないですか。

でもインターネットって基本的に言いたいことを言える場なので、むしろそこでバランスをとっているというか、自分の整合性をとっている感じですね。

トイアンナ それって、倫理観とか美学に近いように思います。今日、実際にお会いして、ツイッターの印象とだいぶ違うと感じましたけど、どちらも借金玉さんなんですね。

 

借金玉 僕も不思議ですけど、学校とか会社とかオフィシャルな組織において強者になるのは完全に無理で、異性を獲得することもできずキモイと言われる立場だったのが、ツイッターの世界では借金玉として言いたいことを言っても3万人がフォローしてくれていますから。探していくと自分の居場所ってあるもんですね。不思議なものです。

ですから、そもそも「強者弱者とはどこの場所においてなのか?」という視点が重要だと思います。

さっきの外資系企業の話もそうなんですけれども、学校における弱者と、会社組織における弱者と、社会における弱者は必ずしもイコールじゃないので、まずは自分が一番居心地がいい場所を探したほうがいいですね。