9月 5日 分子生物学者の利根川進博士が生まれる(1939年)

科学 今日はこんな日

地球のみなさん、こんにちは。毎度おなじみ、ブルーバックスのシンボルキャラクターです。今日も "サイエンス365days" のコーナーをお届けします。

"サイエンス365days" は、あの科学者が生まれた、あの現象が発見された、など科学に関する歴史的な出来事を紹介するコーナーです。

日本人初のノーベル生理学・医学賞を受賞した利根川進博士が、1939年のこの日、愛知県名古屋市に生まれました。

利根川博士は京都大学理学部を卒業後、アメリカに渡って博士号を取得。スイスのバーゼル免疫学研究所で抗体に関する研究に取り組み、それまで不変であると考えられていた遺伝子DNAが、成長するに従って変化し、これによって多様な抗体がつくられることを発見しました。

この業績によって1987年にノーベル賞を受けることになります。利根川博士はバーゼル免疫学研究所で10年間免疫を研究したのち、「何か別のことがしたい」という考えから、脳科学に転向されましたが、この分野でも「記憶」に関する研究などで大きな成果をあげられています。

【写真】利根川進博士(2016)
  利根川進博士(2016年撮影) photo by gettyimages

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つながる脳科学

つながる脳科学

理化学研究所 脳科学総合研究センター 編
頭の中には、さまざまな「つながり」があった!? 9つの最新研究から、心を生み出す脳に迫る!

※利根川進博士による序文私たちの「心」の理解は古代人と同レベル!?」はこちらで読めます!