だから成功する! 一般人が知らない「大富豪」のお金の使い方

例えばお金持ちは「ここ」に住む
冨田 和成 プロフィール

家は会社の近くに借りよう

毎月の固定費として最も大きな支出になりやすい自宅について、大富豪はどのような考え方をもっているのでしょうか。

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私の現在の交友関係は30代や40代の経営者が中心になるのですが、みんな揃いも揃って自分の会社の近くに住んでいます。

保有する会社の株の価値だけで何十億円もの資産を持っているのにママチャリで通勤する社長もいますし、オフィスが入っているビルの別フロアに住居を構える「徒歩0分」の猛者もいます。

そういった社長たちに起業する前の住居を聞いてみると、やはりというべきか、勤めていた会社の近くに住んでいた人の割合が異様に高いのです。

サラリーマンの身で会社の近くに住むとなると家賃の負担が大きいので、ボロボロのアパートや極小のワンルームに住んでいたという人がほとんどです。

なぜ住環境を犠牲にしてでも会社の近くに住むのか。

理由は明快で、通勤時間ほどムダなものはないと思っているからです。

 

終電を気にせず働けますし、都会に住んでいれば人付き合いも活発になりますし、ラッシュでクタクタになることもありません。

オフタイムに仕事のことなど考えたくもない普通の感覚の人なら、こうした発想は異様に見えるでしょう。「会社の近くに住んだら四六時中仕事のことを考えてしまうじゃないか。わざわざ社畜になるのか」と。

ただ、社畜という言葉は仕事をイヤイヤやっている人が使うものであって、仕事が楽しくてしょうがない人には関係のない話です。そして、大富豪になる人やビジネスで成果を出す人は、むしろ四六時中仕事のことを考えられる環境にいたがります。

20代であればまだまだ修行の身。そこで大きな成長を遂げる人は、徹底して修行に集中できる環境を求めようとします。

必死に土壌をつくって種を撒いておくべき時期に、「広いマンションに住みたい」だの「プライベートを充実させたい」だのと収穫の話をすることは、(まったく考えないとまでは言いませんが)少なくとも優先順位が違うと考えています。

いま毎日、長時間電車に揺られている若い方がいたら、ためしに会社の近くの物件を検索してみてはどうでしょうか。「この値段で、こんな都会に!?」と思える物件が意外と多いことに驚くと思います。

できればそのとき、そこに引っ越したと仮定して生活がどう変わるか現状と比較してみるとよいでしょう。

比較する尺度は、「いかに仕事のパフォーマンスが上がるか」、そして「自己研鑽のチャンスが増えるか」です。収入はあとからついてくるものなので、今は考えなくても構いません。