激アツ! 9月の株主優待「厳選10銘柄」と「裏ワザ10連発」

株主優待のエキスパートが伝授
海川 悦大 プロフィール

10万円以下で買える銘柄もあります!

では、9月優待の注目銘柄を見ていこう。

家電最大手のヤマダ電機(9831)は100株、5万円ほどの投資で株主優待を受けられる。買い物1000円ごとに1枚使える500円割引券が9月末の株主に4枚、3月末の株主に2枚贈呈される。年3000円の優待券と配当金1700円と合わせると8.7%の高利回りだ。

ヤマダ電機には長期保有株主への優待上乗せがある。ヤマダ株を1年以上保有すると割引券が9月末に1枚、3月末に3枚それぞれ追加されて年2000円の優待アップ。配当金を合わせた実質利回りは12%を超える。近くにヤマダ店舗がなくても、優待券は金券店やネットオークションで現金化できるのがうれしい。来年10月の消費税増税を前に、駆け込み需要による売り上げアップが期待される。

 

買い物券の優待では、三越伊勢丹ホールディングス(3099)が定番的な存在。100株以上の保有で買い物代金が一律10%引きになる買い物カードが9月末と3月末の株主に送られてくる。利用限度額は100株保有で30万円。お歳暮やお中元などで百貨店を利用する自営業者に人気が高いという。

食事券では、高級レストランを展開するひらまつ(2764)が断トツの高利回り。10%割引券が贈呈され、1万円コースを2人で年2回利用すると4000円のトク。2%近い配当と合計すると実質利回りは11%もある。

日本ケンタッキーフライドチキンホールディングス(9873)は100株保有で500円券が1枚、300株だと3枚。店舗数が多いので使い手があり、こちらも金券店で簡単に現金化できる。

photo by istosk

9月の株主優待で、コメや航空券を格安ゲット!

左党のサラリーマンにありがたいのがゼリア新薬工業(4559)。100株保有の株主には肝臓エキス配合の「ヘパリーゼW」10本。もちろん9月末と3月末の年2回贈呈だ。今期は海外事業の好調で増収増益が予想され、株価上昇も楽しみな銘柄である。

食品系で人気なのはコメ。キムラユニティー(9368)は、100株保有で「おこめ券」2キロ分をもらえる。売上高は500億円と東証1部企業では小さい部類だが、トヨタ系の物流サービス会社で安定感は抜群。前澤化成工業(7925)が9月期末株主に贈るのは新米コシヒカリ3キロ。ずっしりと重いブランド米の優待はおこめ券とはひと味違った満足感がある。

乗り物系ではANAホールディングス(9202)に注目したい。国内全路線の半額券が年2回もらえる。羽田から札幌や福岡など幹線は、半額優待を適用しても格安航空会社(LCC)の方が安い場合も珍しくないが、格安券のない地方路線では1万円以上の値引きになるケースがザラ。帰省などで定期的に地方空港を利用する人は家族名義で100株ずつ保有すれば優待券を複数ゲットできる。

若い女性に人気の宝飾品店4℃ホールディングス(8008)は9月末と3月末の2回、2000円優待券が送られてくる。配当が1株75円と高いため、優待と合計した利回りは5%近い。

パチンコ機大手の平和(6412)は系列ゴルフ場の3500円優待券が9月末と3月末に各2枚ずつ。接待ゴルフの練習ラウンドにうれしい優待だ。