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都内の名門小学校で働く女教師、40歳で「NG投信」にハマった末路

職場で流行った投資ブームに乗った代償

貯蓄2500万円の堅実な暮らしから一転…

私のところには、様々な女性がマネー相談にやってきますが、ある日、マネー相談にやってきたA美さんについて今回はお話します。

A美さんは、40歳の女性で、都内では有名な名門私立小学校の先生をしています。名門私立小学校ということもあり、公立小学校の教師に比べてお給料は高め。A美さんの趣味はピアノと読書だそうですが、趣味にお金を使う以外は特にお金を使うこともなく堅実に暮らしてきました。

 

そんなA美さんは、新卒で小学校教師になり、以来堅実に生活をしてきたので、1人暮らしながら貯蓄は2500万円に。でも、この貯蓄2500万円というのは、ご相談にいらっしゃる5年前(当時A美さん35歳)の話。ご相談にきたときには、その2500万円がなんと1500万円になっていたのです。

貯蓄が目減りしてしまったワケを早速聞いてみることにしました。

職業が安定している上にまとまった貯蓄があるA美さんのもとには、さまざまな金融機関や不動産会社から営業の電話がきたそうです。

当然、周囲の先生たちのところにも同じように営業の電話がきていました。

一般的に学校の先生は、保守的な人が多く資産運用に興味を示す人も少ないようですが、A美さんの周囲ではたまたま投資に詳しい先生が多くブームになっていたそうです。

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学校の先生の社会は閉鎖的といわれており、関係者以外の人間関係があまりないのが一般的。ですから、仲間の情報をそのまま鵜呑みにしてしまう傾向があり、A美さんも例にもれず、仲の良い同僚の先生からの紹介でとある大手金融機関を訪れました。

そこでは、複数の投資信託を勧められたそうですが、金融機関の職員から「⚪︎⚪︎先生も、△△先生も、××先生もみんな買っていますよ。だから大丈夫ですよ」「それにもし、独身のままだったら老後にお金がたくさん必要です」と強くいわれ、A美さんは、「確かに⚪︎⚪︎先生も、△△先生も、××先生も買っているなら大丈夫ね。それに誰もが知っている金融機関だし間違いないわ」と確信。

正直、勧められた商品の内容はあまりよくわからなかったそうですが、妙な確信のもとなんと、2500万円を一気に投資信託につぎ込んでしまったのでした…。