8月28日 四色問題の解決が発表される(1976年)

科学 今日はこんな日

地球のみなさん、こんにちは。毎度おなじみ、ブルーバックスのシンボルキャラクターです。今日も "サイエンス365days" のコーナーをお届けします。

"サイエンス365days" は、あの科学者が生まれた、あの現象が発見された、など科学に関する歴史的な出来事を紹介するコーナーです。

カナダのトロントで開催されていたアメリカ数学会の年会において、ヴォルフガング・ハーケン (Wolfgang Haken)が四色問題の解決を発表しました。

四色問題とは「平面上のどんな地図も四色あれば塗り分けられる」というものです(正確な定義は下で紹介する関連書を参照ください)。一見簡単そうに思えるこの問題ですが、百年以上にわたって数学者を悩ませ、最終的にはコンピュータの計算によって証明が成されたといういわくつきの難問だったのです。

ちなみにハーケンは、講演を申し込んだ際には『四色問題の困難性』というタイトルをつけていましたが、学会の直前に証明が完成し、急遽『四色問題の解決』と変更したそうです。

 もっと知りたい! 〈四色問題〉についての本はこちら 

四色問題

一松 信 著

埋もれたままの古典的な数学の未解決問題はもはや人工知能に任せるしかないのか?! 物議をよんだ未解決問題は「解決した」と言えるのか? 現代の視点から再考する。