株で200万円を2億円にしたサラリーマンの「本当に儲かる投資術」

これで死ぬまで働く人生から、おさらば
菅下 清廣 プロフィール

賢い投資家は逆張りをする

両者を分ける違いとは何でしょうか? それは投資頭脳です。

市況や自分の感情を冷静かつ客観的にとらえる能力があるか。これに尽きます。この投資頭脳を持つ人にとっては、投資はきわめて確実性の高い、富を手にするためのツールとなります。決してギャンブルなどという、運まかせのものではないのです。

 

たとえばあなたのもとに、「A銘柄の株価が上がっているから買いませんか」という誘いが証券会社からあったとします。株価チャートで確認すると、たしかにここ1週間ほど株価は急騰していました。これは一刻も早く買わないと波に乗り遅れると、慌てて買う人がいるでしょう。

しかし、この判断は間違っています。株価の上昇が始まってすでに1週間経過しているということは、株価上昇の理由も世間に伝わっていると思われます。つまり、判断材料の鮮度が落ちている。「賞味期限」が近づいているから下落する可能性が高まっている。そう考えるべきなのです。

投資で勝つには、むしろ「逆張り」の発想ができるかどうか。そこにかかっていると言ってもいいでしょう。

2016年6月に英国がEUを離脱するという国民投票の結果が出たときに、株価が大きく値下がりしました。2017年8月に北朝鮮ミサイル発射のニュースが入ってきたときも同様に株が売られました。この先、もっと悪い状況になるのではないかと慌てた投資家が、持っている株を投げ売りしたのです。

賢い投資家なら、ここは逆張り投資のスタンスで「少し買っておくか」と考えるのが正解です。短期的には、買った後にさらに値下がりする可能性もないではありませんが、こうした状況においては少なくとも6ヵ月~1年以内の長期的なスタンスでは絶好の「買いチャンス」なのです。長いスパンで考えれば、投資額より高値で売れる確率はかなり高いはずです。

世の中の多くの人が狼狽しているときに、「これはチャンス」と思うことができるかどうか。この点が、投資で巨万の富を得られるかどうかの成否を分けるのです。ジョージ・ソロスは世界がクラッシュする時に、危機の時に儲けることで知られています。