株で200万円を2億円にしたサラリーマンの「本当に儲かる投資術」

これで死ぬまで働く人生から、おさらば
菅下 清廣 プロフィール

うまい儲け話があるなら人に教えたりせず、自分でやればいい。10%の利回りを保証する商品が存在すれば、大企業がすべて買い占めているはずです。そこに気づかないような非常識な人、金融リテラシー欠如の人があまりにも多いのです。お気の毒ですが自業自得、高い授業料を払ったと思ってあきらめるしかありません。

逆に言えば、こうした簡単な金融・投資の常識さえわきまえれば、リスクをうまくコントロールすることができるのです。

 

失敗することだけ考える人たち

日本人の「定期預金好き」は世界でも群を抜いています。個人資産の割合を見ても、50%以上が預金を占めている。これはアメリカの14 %、ユーロエリアの35 %(2017年日本銀行調査統計局調べ)と比べてかなり高い割合です。

投資をすれば資産を増やせるかもしれないが、損をする可能性もある。投資して資産が目減りするよりは定期預金のほうがましだ。そういう考えなのでしょうが、失敗することだけ考えるこの精神構造が、私にはまったく理解できません。なぜ成功することを考えないのでしょうか。成功する努力をしようとしないのでしょうか。

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定期預金なら絶対に減らないという考えがそもそもの間違いです。たしかにデフレ時に株価や不動産などの上昇はあまり期待できないため、投資をするより現金を持っていたほうが得との考え方があります。

しかし、長い歴史のなかで見れば、デフレがここまで長期間続いているほうが異常なのです。インフレの時代になれば現金の価値は目減りし、預金で持っているだけでは名目上は損をしていないように見えても、実質的には損をしているのです。

それを知らずに定期預金に預けているのは、自分の将来リスクをさらしているとしか言いようがありません。

本気でお金持ちになるには、金融の常識を学び、リスクをとって投資をしていくことです。株式投資なら、買った株が上がるか下がるかは、つねに2分の1の確率です。ただし、ここが重要な点なのですが、値上がりする確率の高い株を見つける方法があります。

別の言い方をすれば、得する人はしょっちゅう得をしているし、損する人は決まって損をしています。得する人は確率の高い投資方法を知り、逆に損する人は、誰かにすすめられて買ったり、思いつきで投資したりしているからです。