みなさま、石川貴康と申します。本業は企業のコンサルタントですが、地味な生活を送りつつ、長い間、金融投資、不動産投資、ビジネス投資など様々な投資を行っております。不動産は15棟145室8借地、金融積立投資20種類、プライベートカンパニー3社を持つ投資家です。
働き方改革の一環で副業を解禁する企業が増えています。しかし、副業によって給与以外の収入をたくさん増やせるという自信がある人は、恐らく少ないでしょう。
サラリーマンのスキルや経験があるといっても、それを生かした副業を自分で立ち上げるのは難しいものです。結局、フリーの立場で仕事を請け負ったり、アルバイトしたりして働くことになりかねません。ひたすら労働時間が増えるだけです。これでは、残業しているのと一緒です。
たくさん稼ごうとしてダブルワーク、トリプルワークをしても、よほどの気力・体力がなければ無理ですし、長い期間はできません。ここは、不動産のような資産に働いてもらい、不労所得を得たいところです。
といっても、大がかりな資産は必要ありません。ここでは、「小さな資産=プチ資産」を使って、「プチ副業=プチ不労所得」ができる現実的な方法をご紹介します。すべて、私がやっている実例と知人の実例です。
ただし、「プチ資産」による「プチ副業」ですから、残念ながら、まったくの資産ゼロでは無理です。現在資産ゼロの方は、まずは貯蓄や投資などで元手を作り、「プチ資産」を手に入れるところから初めてください。
それでは、個人的にハードルが低いと思う順番で、「プチ不労所得」を紹介していきましょう。
あなたにもし、余っている敷地があるなら、自転車の駐輪場やバイクの駐車場に貸すという手があります。もちろん自動車の駐車場もありでしょう。大規模にやる必要はありません。1台からでも良いのです。
私はアパートを持っていて、入居者向けに自転車駐輪場、バイク駐輪場、駐車場を保有しています。空いている場合は入居者以外にも貸し出すことがあります。月額で自転車は500円、バイクは3000円、駐車場は1万円です。
実家の家の駐車場も、2台あったところ1台廃車にした結果1台分空いたので、月額5000円で貸したりしています。駐輪場、駐車場はいつも埋まるわけではありませんが、余った土地などがあれば貸して、プチ不労所得を得ることができます。
アパート経営をしているとわかるのですが、地方は一家で2台の車を持っていることも普通です。自分の物件の駐車場が満員になっても駐車要望者がいる場合、隣家の駐車場や土地を借りて、”また貸し”出すことがあります。つまり、”また貸し”の活用で、駐輪場、駐車場が運営できるのです。
逆の立場で、駐車場業者に土地を貸しているケースもあります。私も土地だけ持っていて、90平米の土地で地方の県庁所在地、駅から5分です。4台のコインパーキングですが、いつも満車です。私の少ない賃貸料に対し、駐車場業者は相当に儲けているようです。これなどは、土地を所有せずに借りて、”また貸し”をして稼いでいるケースです。
私への支払い賃貸料は7万円です。仮に平均して日に1万円、月30万円の駐車場収入が入るとすると、20万円以上の手残りが生じているでしょう。実態はわかりませんが、8年たっても継続しているので、少なくとも利益は出ているのでしょう。
駐車場や駐輪場の募集は口コミか、不動産仲介業者に依頼します。仲介業者に依頼できれば、5%程度のマージンは引かれますが、募集、契約、集金等を代行してくれて、さらに楽ちんです。
土地を所有していることが有利ですが、土地を所有していなくともできるプチ不労所得として、駐輪場、駐車場はお勧めです。ただし、場所を選ぶので、ニーズのあるところでしかできないかもしれません。
まずは、プチ不労所得にもなれば、本格的に運営もできる駐輪場・駐車場ビジネスはいかがでしょう。