片頭痛に悩まされる市川紗椰が腑に落ちた「脳のメカニズム」

市川紗椰が現代新書を読んでみる③

「私、子供の頃から片頭痛持ちなんです」というモデルの市川紗椰さん。毎月刊行される講談社現代新書のほぼすべてに目を通している彼女が特に興味を持ったのが、5月刊の坂井文彦著『「片頭痛」からの卒業』だった。本書の内容は片頭痛に悩む人にもそうでない人にもオススメだと言う。その理由とは?(編集部)

片頭痛は本当にツライ

昔から片頭痛持ちなんです。子供の頃から片頭痛がひどくて、痛みが激しいと動けなくなったり、時に吐くこともあります。また、光に過敏に反応するので、たとえば撮影の時に強いライトを浴びると片頭痛になったりします。

天気の移り変わりにも敏感に反応しますし、この本にも書かれているように空腹を我慢する時なんかによく片頭痛になります。もう、共感の連続でした。

片頭痛で悩む方は男女問わず多いのではないでしょうか。そういう方にこの本をお勧めするのは、自分が悩んでいる症状にあわせて「どの頭痛に該当するか」がわかるからです。

これ、すごく大事なことなんです。なぜかというと、頭痛の種類によって対処法が真逆になるからです。

三大慢性頭痛として紹介されている頭痛のうち、「片頭痛」は血管が拡張して起こり、「緊張型頭痛」は血管や筋肉が収縮すると起こるそうです。

だから、「片頭痛」の人は体を動かすと血行が良くなってさらに痛みがひどくなるし、逆に「緊張型頭痛」は運動した方が血行が良くなって痛みがおさまる。

自分がどちらに当てはまるのか知っておかないと症状を悪化させるかもしれないというのは、本当に怖いことですね。

 

さらに、この「片頭痛」と「緊張型頭痛」が混合された「慢性片頭痛」も最近増えているとも書かれていて、少し絶望感すら抱きました。私も頭痛が長引くことがあるので、もしかしたら混合型かもしれない。その原因のひとつに薬の飲み過ぎがあるという指摘にもハッとさせられました。

この本を読んで片頭痛のメカニズムを知ることで、症状とうまく付き合えるようになれたかなと思います。また、本書で紹介されている片頭痛予防体操やマッサージも実際にやってみようと思いました。

「片頭痛に効くツボ」については、前々からここを押すと楽になることに気づいて、自分で発見してマッサージしてましたね(笑)。

ただ、私はこの本を片頭痛で悩んでいない人にも是非読んでほしいと思います。