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夏休みは子供の「ものづくり脳」を伸ばすチャンスかも!

家庭でできる「STEM教育」

新しい“ものづくり”の教育が始まる

2020年から始まる小学校でのプログラミング教育は“ものづくり”の教育でもあります。

ものづくりの教育は、「STEM教育」とも呼ばれています。従来の縦割り教育ではなく「科学 Science・技術 Technology・工学 Engineering・数学 Mathematics」を横断的に学ぶことが、科学技術開発の力になると考えられているのです。

プログラミングはソフトウェアを作ることです。これに技術や工学、科学が加わることで、無線のリモコンカーやロボットが作れるようになります。

いまの子供たちが大人になる頃には、ロボットやAIが今より一般的になっていることでしょう。この横断的なものづくりの学びがそのときに大きな力になるはずです。

アメリカではSTEM教育を積極的に進める学校が増えている Photo by Getty Images

幼いころの体験は強烈な印象を残す

子供が将来どんな道にすすむのか? 親の目から見るととても先に思えて、想像もつきませんね。

しかし、子供がいま体験していることは、将来に大きな影響を与えることになります。

世界一のプラネタリウムクリエイターである大平貴之さんは、小学4年生のころに自室でプラネタリウムを作り始めました。当時のノートには、たくさんのアイディアが書き込まれていました。高校、大学と進み、就職して社会人になった後も、プラネタリウムを作り続けていました。現在はプラネタリウム作る会社を興し、よりよいプラネタリウムを作り続けています。

宇宙探査機はやぶさの試料採取器を作った矢野創さんは、小学校に入る前から東京都内の科学館を全館制覇したそうです。宇宙科学の研究者になり、NASAに勤務しているときに、はやぶさプロジェクトに誘われ参画したと聞きました。

だれも作ったことのないものを作ってきたお二人は、幼いころからの興味を持続しているように思えます。

「ものづくり脳」を活性化させる

ここ数年、「メイカームーブメント」とよばれる、新しいものづくりの潮流が起きています。

8月4日~5日に開催されるMaker Faire Tokyo 2018(メイカーフェア東京2018)をはじめ、日本各地でメイカーイベントが盛んに行われています。

イベントに並ぶ作品は、独創的だったり、技術力がすごかったり、ただただ面白さを追求していたりと、バラエティに富んでいます。

子供たちにはぜひ体験してもらいたいイベントです。