かっぱ寿司、レナウン、スポティファイのサイトより

寿司食べ放題から洋服貸し出しまで「定額制ビジネス」が花盛りなワケ

自動車の「乗り放題」実現も遠くない

このところ、「食べ放題」や「聞き放題」など、定額料金で楽しめるサービスに注目が集まっている。月額など固定料金で継続してサービスを提供する形態を特にサブスクリプション・モデルと呼ぶが、利用者と事業者にはそれぞれ、どのようなメリットとデメリットがあるのだろうか。

 

かっぱ寿司はサービスをさらに拡充

食べ放題と聞いて多くの人が思い浮かべるのは回転寿司のかっぱ寿司だろう。かっぱ寿司を展開するカッパ・クリエイトは、2017年6月から期間限定で回転寿司の食べ放題サービスを実施したところ、各店舗に大行列ができるほどの反響となった。

手応えを感じた同社は今年の2月から継続的な食べ放題サービス「食べホー」をスタートしたが、7月からは時間帯とメニューを拡大した「食べホーMAX!!」の提供を開始。本格的に食べ放題サービスに乗り出すことになった。

「食べホー」は、平日14時から17時限定で、男性1580円(税別)、女性1480円で約80種類が食べ放題になるというサービスだが、「食べホーMAX!!」では、ランチとディナーの時間帯に食べ放題のサービスを楽しむことができる(平日11時30分~14時もしくは17時~20時)。

メニューも拡大しており、従来の「食べホー」に近いレギュラーコース(対象品目69種類、男性1580円、女性1480円)に加えて、対象品目が104種のスペシャルコース(男性1980円、女性1880円)、113種のプレミアムコース(男性2480円、女性2380円)という上級コースが用意された。

かっぱ寿司のサイトより

「食べホーMAX!!」の第1弾は7月25日から8月10日まで、第2弾は8月20日から8月31日まで、横浜戸塚店や相模大野店など11店舗で実施される。

前回、期間限定で食べ放題を実施し、その後、全店でのサービス提供にシフトした経緯を考えると、今回の施策も全店展開への布石となる可能性がある。あらゆる時間帯で回転寿司が食べ放題になる日も意外と近いかもしれない。