話題の「ZOZOスーツ」を使って、実際に服を注文してみた

使い勝手は、意外と……
加谷 珪一 プロフィール

まずはアプリをダウンロード

ZOZOスーツは、トップスとボトムスの2つで構成されており、伸縮性のある素材が使われている。イメージ的にはダイビング用のウェットスーツ生地を限りなく薄くしたようなものと言えばよいだろうか。スーツの各所には、白地にドットが記載されたマーカーが付いている。

採寸はスマホのカメラで全身を撮影して行うが、ZOZOのシステムが画像データからマーカーの相対的な位置関係を割り出し、これによって体のサイズを測定する仕組みと考えられる。

利用者は最初にZOZOのアプリをスマホにダウンロードする必要がある。アプリのトップ画面に行き、下部メニューにある「計測・その他」をタップするか、トップ画面に表示されている「計測を始める」というバナーをタップして計測ページに移動する。

計測ページでは、ZOZOスーツの着用についてガイダンスが表示される。正しく計測するには、このガイダンスに沿ってスーツを正しく着用する必要がある。

まずボトムスを先に、次にトップスを着用する。袖の先には穴が開いているのでここ親指を通し、足も同様につま先と踵を出す。手と足については、くるぶしの位置にマーカーが来るよう調整する必要があるほか、髪の長い人はそのままにせず、束ねた方がよい。

ZOZOTOWNのサイトより

新しいZOZOスーツは、マーカーの位置を画像から割り出す方式なので、マーカーがカメラにしっかり映らならいと正しく測定できないと考えられる。正しいサイズを測定できなければ意味がないので、少し面倒でも、ガイダンスに従ってしっかり着た方がよいだろう。

 

体を回転させながら撮影!

ZOZOスーツを装着したら、いよいよ撮影に入る。アプリからは声で指示されるので、まずは音声が聞き取れるのかチェックする作業を行う。アプリが数字を読み上げるので、聞き取った数字を画面に入力する。これで聞き取れているとみなされるので、そこから先は声に従って行動すればよい。

最初に行うのは、自分の立ち位置とスマホを置く場所の決定である。テーブルなど高さ70センチ程度の場所にスマホを縦に置き、そこから2メートル程度離れた場所に自身が立つ。スマホを立てるための紙製スタンドが付属しているので、これを使ってスマホを縦に置けばよい。

「スマホの前に立ってください」と声で指示されるので、スマホの前に立つと、距離が近い場合には「もう少し後ろに下がってください」といった指示が加えられる。正しい場所が決まればあとは撮影に移行する。

手を少し広げ、足は肩幅くらいにした状態で、自身が時計回りに回転しながら、1枚ずつ写真を撮っていく。スマホからは「1時の方向を向いてください」「2時の方向を向いてください」と具体的に指示が出るので、言われた通りに体の向きを変えていけばよい。正面(12時)からスタートし、11時の方向まで合計11回、シャッター音がするはずだ。

撮影が終了するとデータ送信になる。筆者の場合、データ送信が終了するとアプリがダウンしてしまい、体型データをZOZO側に登録できないという事態に陥った(2回行ったが症状は同じであった)。再起動してもダメだったので、ストレージの項目に行き、キャッシュをすべて消去して再度、アプリを立ち上げたところ、正常にデータを送信できた(筆者のスマホはアンドロイド)。