43歳ライター「わが熱中症体験記」~本当に、死の危険を感じて…

甘く見てはいけない。命を守るために
嶺 竜一 プロフィール

1週間経っても治らない

なんとか帰宅して、倒れるように眠ってから、今日で7日。21日土曜日、未だ熱中症は治っていない。この間、冷房の効いた部屋で、ほぼ寝込んでいた。体中の筋肉が痛く、だるくてほとんど動けない。外に出るなんてとんでもない。寝っぱなしというぐらい寝ていた。

部屋を出てトイレなど少しでも暑いところに行くと、たちまち頭がふらふらし、気持ちが悪くなる。全身が痺れ、一瞬で身体が熱を帯び、すぐに汗が噴き出してくる。脈が速く、下痢が続いている。

あと、これは熱中症と関係があるのかわからないが、あちこち蚊に刺された痕が腫れたまま、かゆみがいっこうにひかない。

私は熱中症の恐ろしさを、今この時も身をもって体感しているのである。

 

<熱中症の後遺症とは>

日本救急医学会の熱中症診療ガイドライン2015によると、熱中症の症状はⅠ度~Ⅲ度に分けられるそうだ。

Ⅰ度:めまい、立ちくらみ、生あくび、大量の発汗、筋肉痛、筋肉の硬直(こむらがえり)意識障害を認めない

Ⅱ度:頭痛、嘔吐、倦怠感、虚脱感、集中力や判断力の低下

Ⅲ度:中枢神経症状(意識障害、小脳症状、けいれん発作)、肝・腎機能障害、血液凝固異常

とある。私はⅠの症状はすべて当てはまり、Ⅱの症状はほとんど当てはまるので、かなり危ないところまでいったのだと思う。