新大久保駅前の混雑の風景【著者撮影】
# 飲食店 # ブーム

第3次韓流ブームに沸くコリアンタウン・新大久保の「光と影」

女子高生たちが「狙われている」

第3次韓流ブームが来た!

「アンニョンハセヨ~」

新大久保在住ライターの桐島クジャクです。

日本最大のコリアンタウンである新大久保がいま、平日でも歩道が歩けないほど、韓流ファンや観光客でにぎわっているのはご存じでしょうか。

みなさまの記憶にあるのは約16年前、ペ・ヨンジュン主演の韓国ドラマ「冬のソナタ」が放送されて、「冬ソナ現象」から新大久保に第1次韓流ブームが起きたときのことではないでしょうか。しかし、ヨン様のほほ笑みに主婦層が飽き始めるまでにさほど時間はかからず、しばらくは静かな町の光景に戻っていたものです。

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それから再びコリアンタウンに活気が出たのは、2010年ごろ。「東方神起」や「BIGBANG」を中心としたイケメンアーティストの人気が出て、第2次韓流ブームが到来したとき。

それでも外交関係が悪化したり兵役の問題などでアーティスト活動に影響が出てくると、ブームは沈静化。またまた町は静かになるどころか、韓流グッズの店や韓国料理屋は客足が遠のき、「衰退」とまで言われるようになったのです。

それが一転、新大久保はいま、空前の第3次韓流ブームですごいことになっています。

 

ブームの火付け役は、女子高生

JR東日本が7月に発表した「2017年度1日あたりの駅別乗車人員ランキング」を見ると、伸び率は圧倒的1位の9.8%増。

信じられないことに、駅のホームから改札口に出るまであまりの人でごった返しているため、30分近く掛かることも何度か経験しています。

今回のブームはいくつかの要因が重なっているのですが、女子高生が火付け役なのは間違いありません。

新大久保駅前の大久保通りは、韓国美人に憧れたオルチャンメイク(韓国語で美少女やカワイイの意)の女子高生であふれ、

「平日もスタッフの数を増やしましたっ!」

と旧知の韓国コスメ店の女性スタッフは笑いが止まらないご様子です。