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いま、子育てママたちが「ママ友よりも育児ブログ」を頼りにする理由

その方が、話が早いんだ

孤独に耐えかねてブログ始めたら…

「私自身、上の娘が小学生に上がるまでママ友ができませんでした。多くのお母さんたちは、私のブログをママ友の代わりとして活用してくれているのではないでしょうか」

そう語るのは、育児ブロガーで漫画家のナナイロペリカン(本名非公開。35歳)だ。もともと都内のデザイン会社でデザイナーとして働いていた彼女。26歳で、妊娠を機に退職し、専業主婦になった。2009年、長女の妊娠、出産を機にインターネットブログ「たまご絵日記」を始めた。

「私が妊娠したのは26歳、出産したのは27歳で、都内だと早いほうでした。まわりのママさんは30代半ばの人が多かったです。同世代の友達は、妊娠はおろか結婚もする予定のない人しかいなくて。妊娠してから、今までの交友関係と疎遠になり、別世界に来てしまったんです。

夫も仕事でいないし、子育てを相談するどころか、話す相手さえいない。孤独に耐えかねて、ブログをはじめました。まさかこんなにネット上に居場所ができるなんて思いもよらなかったです」

家庭内の日常をコミカルに綴ったブログは人気を呼び、現在毎月150万人の読者が閲覧している。6月21日には4冊目の書籍『いろはにちへど おかわり 限界かあちゃん いつまで育児の山登る』を発売したばかりだ。

 

「育児ブログ」が急増中

じつは子育て中の母親の間で、いま「育児ブログ」が人気なのだという。ナナイロペリカン以外にも「具体例」「具体例」など、インターネットブログ初の漫画が書籍化を果たした。これらに共通しているのは、子育ての日常をマンガで描いている点だ。

「ナナイロペリカンさんがブログを始めた2009年ごろから、子育てブログが右肩あがりに増えている」と語るのは、ライブドアブログを運営するLINE株式会社のプロデューサーだ。

「6月末日現在、『生活』ジャンルでブログ総数17万1415件のなかで、『子育て』ブログは70%の12万1513個に上ります。これからも増加していくと思われます」