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35歳男性を襲う「結婚クライシス」好きなだけ遊んだ彼らの悲劇

モテる、だから結婚できない…

年下好みの男性は少数派

「女性は若ければ若いほどよい」はまるで常識かのごとく、頻繁に唱えられる言説だ。

しかし結婚相手となれば事情が変わる。

結婚意欲を持つ男性に対して行われた調査では、「7歳以上年下」の相手を希望していたのはわずか8.5%に過ぎなかった。

しかもこのアンケートは実際に結婚した相手との年齢差を確認しているのではなく、あくまで「希望」を聞いている。相手への理想を語ってもよいアンケートで、同い年の女性を希望する人が4割を超えているのだ。

確かに女性と比べれば、男性は年下好きの割合が多い。しかしあくまで年下好きは少数派だ。

私はこれまでに800名以上のヒアリングを実施してきたが、男性は付き合う相手の年齢を「3歳下から3歳上くらいまで」と語る比率が最も高い。ましてや「年下でなければ嫌だ」と年齢に固執するタイプは限られている。

では、いったいどういう男性が年下好きを公言するのか?

 

年下好きを明言するのは遊び人男性

「絶対に年下がいい」と宣言する男性を想像していただきたい。

こういうと失礼な話だが、ほとんどの方は「アニメ好き、ロリコン」といったオタク寄りの妄想をする。

しかし実際に年下好きを宣言することが多いのは快活でバリバリ働いている会社員だ。さらに言えば、遊び人の男性が圧倒的に多い。

筆者はいっとき、アラサーの遊び人男性10名以上に密着取材したことがある。

朝9時から23時まで働き、そのままナンパへ繰り出す。街で女性を調達しては睡眠時間を削ってでも夜に励む。休日はタワーマンションでホームパーティを開き、遊び仲間の男性たちで女性グループを招いて乱痴気騒ぎだ。

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この語り口だと彼らをさげすんでいるように見えてしまうかもしれないが、密着取材中は必死に性行為を極める彼らを尊敬もした。

すべての男性へ「さあ、今日から毎日23時に六本木へ集合して女性をゲットしにいこう」と言っても、それより寝ることを選ぶ男性の方が多いだろう。女遊びにも才能が必要なのだ。

当時は遊んでいる男性の心理を分析するためだけに取材をしていた。しかし次第に「彼らが40代になると、どういう人生を歩むのだろうか」と未来へ思いを馳せるようになった。

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